茶目っ気たっぷりの彼が、大切にするもの。【#02-恋愛編】
記念すべきkogare第1弾の、いよいよ後編です！
今回の主人公は、とってもチャーミングな男性、大池ショウゴさん。
パーソナルトレーニング事業やフィットネスアパレルブランドを立ち上げるなど新しい分野に取り組み、壁にぶつかってもしっかりと向き合い解決していく強さがあります。
友人からは「ニキ」の愛称で呼ばれ、漫画キャラクターのモノマネをする、歴史や音楽を語ると止まらないなど…真面目だけではなくとっても可愛らしい一面も！
いよいよこの後編では、気になるこれまでの恋愛エピソードやお付き合いするパートナーに欠かせないことなど、よりプライベートな部分をじっくり聞いていきますよ。
さあ、準備はいいですか？
まずは、これからの人生ビジョンからうかがっていきましょう。
（まだ【仕事編】をチェックしていない！という方はこちらからどうぞ！）
世界を股にかけて、新たな景色と出会い続ける人生
「今後は、海外でのアパレル事業活動を増やしていきたいんですよ」。そんな熱い将来像を語ってくれた大池さん。
実は、この仕事のビジョンは「海外を飛び回って、見たことない国や景色に出会いたい」という彼の人生のテーマがベースにあるんだとか。
「海外にハマったのは、24歳のときですね。好きなアーティストのライブを見るためにイギリスに渡ったことがそのキッカケ。そこからは、一定期間で集中的に働き、長期休みを確保して好きな国へ飛び回るという生活を続けていました」。
こうして先述のアメリカ留学へと話は戻るわけですが、この留学の裏には、彼が「今までの交際でいちばんポジティブだったかも」と振り返るひとつの恋があったそうです。
ちょっとその話も聞いてみましょう。
パートナーとの「話し合える関係性づくり」は重要
「留学前、大学時代に知り合った同い年の子とお付き合いをしていたんです。モノマネを交えながらあるアーティストの好きなところを熱弁すると、ずっと穏やかに話を聞いてくれるような方でした」。
好きなことについて語る彼の姿、お茶目な一面。その一つひとつを優しく受け止め、ほほえみながら「うんうん」とうなずく、当時の彼女の姿が目に浮かびます。
「その一方で、『この間も同じような買い物をして失敗したでしょ！』と僕の誤った行動に的確にブレーキをかけてくれる方でしたね。言うべきときは意見を述べてくれて、話し合いもしっかりできていたと思います」。
あまりにもバランスのとれた関係に、実は今も付き合っているのでは！？と勘ぐってしまいますが、その後の留学をきっかけに破局してしまったんだそう。
このエピソードから、彼にとってこうした「話し合える関係性づくり」は、パートナーシップにおいて重要な要素だということが見えてきた気がします。
欠かせないのは、「異なる価値観を受け入れること」
ちょっとずつ彼の恋愛観が垣間見えたところで、ズバリ率直に聞きたいことを投げかけてみました。
「今お付き合いするなら、どんな方がよいと思いますか？」と。
「いろんな価値観を受け入れられる人、ですかね」。そう即答した彼がこの観点を強く意識するようになったのには、20代の終わり頃の苦い記憶が関係しているんだそう。
「当時お付き合いしていた女性が、『理想の男性像』のようなものを押しつけてきたんです。かなりするどい口調で言ってきたというのもあって、その場では意見ができなかったんですよね。でもその後にLINEで言い合いになってしまって……短い期間でお別れすることになりました」。
自分自身を見てもらえていないような、そんな疎外感すら感じさせる価値観の押しつけ。大池さんは、特にこの頃から、女性に自分の意見を伝えることに苦手意識を持つようになったといいます。
「だからこそ、人それぞれ価値観は異なることを認識した上で意見を述べ合える空気や関係性づくりが大切。全く別の人間なので、料理の仕方も布団の敷き方も違ってあたりまえですもんね」。
好きという気持ちだけでは、長く付き合っていくのは難しい。このスタンスは、誰もが意識すべきことなのかもしれません。
大切にしている考えのルーツは、お母さんに
良きパートナーの条件として語られた価値観の話。あえてこのことに触れた背景には、お母さんの存在があると教えてくれました。
「いつも僕の価値観や考え方を否定せず受け止めてくれるんです。大学を辞めたいと言ったときも『あなたが決めたことならいいんじゃない』と自由にさせてくれた。僕のことはもちろん、アーティスト気質で我が道をいくタイプの妹のことも尊重してくれました」。
大きな器で支え続けてくれる、とってもステキなお母さん！大池さんが語るこの言葉には、お母さんへの温かな感謝の気持ちが溢れているように感じました。
あせらずあせらず。まずはお試し？
どんな考え方であっても、素直に受け入れてくれる。そんなお母さんのもとで大切に育てられたからこそ、彼も他者の多様な価値観を尊重し、受け入れていきたいと考えているのかもしれません。
その価値観をさらに深掘るべく、今度は「未来のパートナーとの将来」について聞いてみました。
「結婚という制度に縛られる必要はないと思うので、事実婚のようなかたちで一緒にいるだけでもいいと僕は思っています。でも、もし相手が籍を入れたいとか結婚式をしたいと言うならば、その気持ちは尊重してあげたいですね」。
周りの人の多種多様な価値観を受け入れることは大前提。その中でも、「大切なパートナーの価値観は、特に大切にしてあげたいと考えている」という、愛にあふれたコメントも聞くことができました。
一方、過去の恋愛に関しては、「好きになったら無我夢中でアプローチをしてきたんですが、なかなか思うようにいかないことが多かったですね……」と苦笑いを浮かべる大池さん。
一体どんな感じでアプローチしていたのだろう……と気になるところではありますが、これからはあまり気負いせず新たな出会いを楽しめたらいいと考えているんだとか。
「このくらいの年齢になると、結婚や今後のことを重く考えてしまう人も多いですよね。でも僕は、深く考えすぎず気軽にスタートができたらいいのかなと思っています。まずはお試しで……なんてのはどうですかね（笑）」と、チャーミングな笑顔で締めくくってくれました。
今日もまた、トレーニングに、アパレルに、音楽に、海外に……と好きなことと生きる人生を謳歌する大池さん。彼のもとに、ステキなパートナーが現れますように！
仕事編がもう一度読みたい方はこちら（noteの前記事に遷移します）
kogare#01：大池ショウゴ
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（2022/1/24 取材）
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