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ハクビシンの塩焼き&すき焼き

気持ちが新しいうちに書かないとね。

地元の苺農家さん(この人も猟師)から連絡が。

「ハクビシン捕れたけどいるかい?」

いります!

めっちゃいります!!

ハクビシンとは

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こいつです。

苺を散々食い荒らした犯人。

ジャコウネコ科の小動物で、日本に入ってきた経緯がイマイチはっきりしない。

都心から田舎まで全国に広く生息し、果物を非常に好む為、全国の果樹園さんの悩みの種。

ハウスのビニール程度難なく食い破るし、屋根裏とかに住み着いて、糞害を引き起こしたりする。

ただ一方で、近くで見ると良く分かるんだけど、めっぽう可愛い(個人の感想)。

今回の個体は体長50cmくらい、しっぽまで入れればメーターオーバーかな。

苺農家さん曰く、まだ若い個体とのこと。

どうする?と聞かれたので、もちろん食べます!と返答。

野生動物の食味は、基本的にその食性に左右されることが多い。

ということは、散々苺を食べてきたこのハクビシンは、きっと苺味です。

間違いない。

肉にする

その場で絞めて、家に持ち帰り腹出し。

時間もなかったし、しばらく寒そうだったのでそのまま2日間吊るす。

2日後に精肉。

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これよ。

触ってると、どんどん融けだす程に融点の低い脂に全身が包まれてた。

これは期待大だなぁ。

ハクビシンの塩焼き

材料

・ハクビシンのバラ肉(食べたいだけ)

・塩


適当な作り方

①フライパンにハクビシンバラを投入。

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②塩を振る。

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完成。

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極シンプルに。

油を引いてないのに油の海。

焼き時間30秒くらいでカリカリベーコンみたいになった。

癖のない肉と、さらさらの甘い脂のハーモニー。

美味い。

ハクビシンのすき焼き

材料

・ハクビシンのバラ肉(食べたいだけ)

・白菜(食べたいだけ)

・春菊(食べたいだけ)

・卵(1個)

・割り下


適当な作り方

①鍋に割り下投入。

②白菜、春菊投入。

③野菜煮えたらハクビシンバラ投入。

④卵でとじる。

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完成。

一応肉が臭かった時の為に、ちょっと良い牛肉も一緒に入れといたんだけど、完全に蛇足。

むしろ牛肉の方が臭い。

甘い脂が今度は全部割り下に溶け込んで、何とも言いえない味わい。

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こちらはお弁当で。

まだ肉はいっぱいあるし、農家さんも捕れたらまた連絡するね!とのこと。

最高すぎる。


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