プレゼンテーション-C工務店-
とうとうこの日がやってきた。
プレゼンテーションの日だ。
プレゼンテーションとは、各工務店がオリエンテーションやモデルハウス見学を通して得た希望を基に1つのプランを作成し、それを発表(プレゼン)する日だ。
なにしろこっちは右も左も分からない素人なので、プランはもとより良いプレゼンをされたら、ころっと落ちてしまうのではなかろうか?
日程の都合上、C工務店→(翌日)B工務店→A工務店→お昼ご飯→D工務店の順番になった。
そんな感じで最初のプレゼンはC工務店さん。
アウトドアな雰囲気が素敵な工務店さんだ。
モデルハウスはフレンチカントリーな豪邸だったぞ!
それではスタートだ。
1.プレゼンについて…
いつもの調子でやってきたC工務店の社長さんとデザイナーさん。
パソコンだ木材だ何かよく分からない部品だとやたらと大荷物。
「どうぞ!」と渡されたプラン、製本してあってすごく見やすい。
ベースの間取りはα社さんが提案してくれたのと同じ、母屋の横にぴたっと細長い家のプラン。
3Dでは隣の母屋まできっちり再現されていて、とってもイメージしやすい。
間取りの3Dイメージも、いきなり見せられるとどこからどこを見ているのか分からなくなってしまいがちだけど、間取り図に視線の方向まできっちり明記されているので分かりやすい。
1時間という短時間でプランのイメージを持ってもらうには、分かりやすさはとっても大切だと思った。
更には無垢床材のサンプルに実際の耐震構造のモデル、動画での風の抜け方など、とにかく「分かりやすさ」が全面に出ていた。
「これね、ほんと凄いんですよ!ちょっと見てくださいよ!」みたいな社長さんとデザイナーさんの、一生懸命で元気なしゃべりも良かった。
設計コンペの好成績は伊達じゃないな~と思った。
2.プランについて…
C工務店さんのプランがこちら!
だいたいこんな感じ。
間取り図上が2階で、下が1階。
2階の編集が甘いのは集中力の問題。
母屋の東にぴたっと寄り添う感じでの新築を提案して頂いた。
真ん中にみえるのが中庭のデッキで、母屋のデッキと隣接しているので母屋のデッキ(朽ち果てている)を直してくっつけちゃえば、行き来も楽になるんじゃないですか?とのこと。
そう!
今回は母屋と新築部分の行き来の方法についても、各工務店に任せていたのだ。
C工務店さんはデッキを介して母屋と行き来する方法を提案。
これは思いつかなかったなー。
現地を即確認したC工務店さんならではの提案ですね。
もちろん光の入り方も緻密に計算されており、中庭からの採光も十分、壁を白くすることで、反射した柔らかい光が入ってくる計算になっているそうな。
これは素敵だなー。
リビングから中庭を介して、キッチンまで見通せるようになっているのも良き。
しかし一方で気になる所も。
1階右端が玄関で、その上が僕の狩猟解体スペース。
僕の希望は「玄関を介さず」「直接家の中に出入り」できるように、お願いして、実際その通りにはなっているのだけれど…部屋そのものが玄関の隣にあるので、これじゃ玄関から出入りしているのと変わらなくない?ってこと。
妻は玄関とキッチンが遠いことが気になる様子。
確かに、重い荷物抱えてだと大変かな…。
それと、配置が母屋の真東にぴったり、なので、間違いなく隣接する母屋の台所にはまったく光が入らなくなっちゃうんだよなぁ。
そんな感じ。
トータル的には、良いプランだなぁ…というのが感想。
最後までC工務店の社長さんとデザイナーさんは素敵な人だった。
明日のプレゼンも楽しみだなぁ。
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