モデルハウス見学-C工務店の場合-
最後は当初の本命だったC工務店のモデルハウス見学。
「当初の」というのは、A工務店のモデルハウスを見てしまった今、果たしてC工務店をメインに見据えて良いものかかなり迷っているから。
それくらい、伊礼さんの設計したA工務店のモデルハウスは素晴らしかった。
閑話休題。
C工務店にはモデルハウスの他、事務所に隣接してあのベースがある。
世田谷ベースよろしくアウトドアな雰囲気満載の、あのベースだ。
それをこの目でみるのが楽しみだった。
モデルハウスに到着すると、モデルハウスの隣には広大な芝生で飼われているヤギが数頭。
ここもこんなにロハスでアウトドアでスローライフな雰囲気なのか…!と慄いていると、それはお隣さんのヤギだったらしい。
出迎えてくれたC工務店の社長さんとデザイナーさん。
今日もモンベルのダウンが良く似合ってらっしゃる。
満を持して案内されたベース。
モルタルの床とOBS合板の壁に囲まれた8畳ほどのスペースには、ロードバイクが置かれ、壁付けされた棚にはカメラや釣り竿、リール、テント、ランタン、その他アウトドアグッズが所狭しと並ぶ。
これらはオブジェなどではなく、社長さんたちが実際に普段から使っているものだそうな。
書架にはアウトドア雑誌が並べられ、作業机にはウルトラマンのフィギュアや釣り竿、リール等々が乱雑に投げ出されている。
まさに「男の隠れ家!」といった雰囲気のベース(壁に並ぶ剥き出しの配管やトグルスイッチがまた良い)に僕はやられた。
ここはここでずっといられるなぁ…と思った。
でもこのへんで妻の視線が気になりだしたので、メインのモデルハウスを見学することになった。
モデルハウスは事務所の隣。
到着した時から見えてはいたのだけれど、これは…何というか…ゴージャス?
持てる技術を結集して造り、お客さんに余すことなく会社の技術を見てもらうのがモデルハウスだとすれば、分かる。
ただいかんせん豪邸すぎるし、フレンチカントリーな見た目にシャンデリアが似合うような内装には、僕も妻もイマイチ将来の我が家をイメージすることができなかった。
ただ社長さんたちのお話を聞いていて、やはりこの人たちの行動力はすごいなぁと思った。
オリエンの時に妻がふと、「夜向かいのマンションが明るくて困る」という話をしていたのだが、その日の夜のうちに我が家まで来てどれくらい明るいのかを調べてくれたそうなのだ。
写真を見せながら、「確かにこれは明るいですよねぇ」と話す彼らには密かに感動していた。
モデルハウスはアレだったけど、これが我が家になる訳ではないし、ベースは素敵だし、悩むなぁ。
こちらも既にプランはできているとのことで、「早く見せたいです!」と子供のようにはしゃいでいた。
これでモデルハウス見学は終了。
来週は待ちに待ったプレゼンテーションだ。
トップバッターはこのC工務店。
さて、どうなることか…。
わくわくします!