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ハズレのないアソートパック_ジャッキーブラウン

ほんとにこればっかりは申し訳ない(誰に)と思っているんですが
私、大好きな映画監督の一人QT、タラさんことクエンティンタランティーノ
恥ずかしいことに今までジャッキーブラウンは観たことが無かったんですよ。
本当に恥ずかしい。
レザボア、パルプフィクション観てキルビル始まっちゃった感じだったのかな。
恥ずかしすぎて自分で穴掘って水入れて程よい粘土の泥水に肩まで浸かりたい。ああ顔隠れない。ひょっとこのお面でも被ります。

で、40になって観たのですが
結果、QT作品で1番好きな作品になりました。
私が尊敬する金沢のゆりさんやインスタのフォロワーさんも好きな作品とあげていて嬉しかった。
あと40になって観てよかったかもしれない。

40歳になって、特に大きく変えたことはないけど
より自分を好きになろうと思っていて
自分が好きなコトやモノ、勿論人も胸はって好きなままでいたくて
気持ちの変化はあるだろうけど、歳をとったことでそれを理由に辞めたり諦めることはしたくないかなと40になって改めて思った。

そう思ってから観たジャッキーブラウンは私をワクワクさせ、QTの女性愛を感じ
人生ってどこかで区切っていくもんじゃないんだなと思わせてくれた。

マックスがジャッキーに一目惚れするシーンは今まで観てきた映画の好きなシーンベスト10に入ると思う。
レイとジャッキーのやり取りも好きなんだなー。
オデール周りのやり取りはブラックな滑稽さが笑ってしまうし
音楽も、カメラワークも、キャスティングも、私が好きなQTが詰まっていた。
QTらしさハズレなしのアソートパック?福袋って感じ。
多分、リアルタイムでパムグリアやロバートフォスターの活躍を知っている方はもっともっと楽しめたんだろうなあ。


レザボアドッグス、パルプフィクションで一気に好きになったQT愛を、キルビルで大爆発させた20代があってからのジャッキーブラウン。良い。まじで良い。

強く、私らしく生きよう。

もうオープニングのこのシーンで私の心はグッと掴まれたのですよ。


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