息子の野球をめぐる異論反論オブジェクション
こんにちは。
週末はあんなにいい天気だったのに、月曜日、雨…とくれば、
「行きたくない」と息子の声が確かにあがったのですが、
今日はなぜだか時間通りに登校しました。
そんな日も、あるんだな。
今年になって、私は夫とよく言い合うようになりました。
それまでは、意見の相違がなかったわけではありません。
でも、恐らく、言い合うレベルではない、つまりは、
相違があったとしても相手の意見を受け入れられるレベルの話だったからか、スルー出来ていたんだと思います。
…と書きながら、誰がスルー出来ていたかと言うと、
夫が私の異なった意見をスルーできていたんだと、なんとなく理解の精度があがってきました。
そうです。
このスルーについてですが、私は結構スルーできるんです。
人はそれぞれ違う意見を持っている、
その意見を変えてほしいと思っても変えることはできない、
…と基本的に思っているので、「なるほど、そう考えるのねーーー。」と同意はしないがスルーする、みたいな。
(注:その考えがモラルの範囲内におさまっている前提です。)
夫は、最近、私の考えをスルーできなくなっていて、つまりは「君の考えは間違っている」⇒「私の考えが正しい」になっているんだと。
で、
で、
私はこの「君は間違っている」「私の考えが正しい」議論に参加させられるのが本当に苦手。私にとっては正に苦行。
だって、そこに出口はあるのかい?
この話がどこから出てきたかと言うと、週末のこと。
小4息子が野球に行きたくないと言っている。
このところ、そんな週末が実は続いておりました。
理由は、いろいろ。
不安が強い子だから、実際には当たる確率は低くとも、デッドボールが怖いと言っている。
それからこの1月から高学年チームに所属になったことで、監督や一緒にプレーする面々も変わっており、緊張の度合いも高まっている。
先週、先々週は試合があり、試合はドタキャンするとチームに迷惑がかかることから、事前に欠席を伝えていた。
でも、今週の野球はただの練習だから参加できると思っていたが、
土曜の朝になって、行けない…と言って泣いている。
ポロポロと涙を流して、泣いている。
しばらくして、「今日の練習、どうする?」と聞くと、
「休む」という答えだった。
私はそれを「うん、わかった」と、受け入れた。
…これが夫の顔色を変えることになり、
夫との議論のテーブルに着かざるえなくなった。(カーン🔔う~Fight!)
夫は、私の対応が、息子の困難を乗り越えるという貴重な機会を奪っている、というのだ。
チームに迷惑をかけず、さらにチームに貢献する。
苦手なことから逃げず、チャレンジする。
これを支えるのが親の役目であろうと。
ええ、そうだよね。わかってるよ。
それらのことも生きていく上で大事だと思うけどさ、
だからと言って、今の「行きたくない」「行けない」という想いや、その裏に見え隠れする「不安」や「怖さ」をなんとか丸め込みながら前進するのは、なにか違うような気がするんだよ。
すごい緊張感の漂う議論の場でしたけど、
とりあえず自分が思っていることは伝えました。
ホント、血圧、上がりましたよ… (計ってないけど。)
…ってことで、
近々、以前ADDと書字障害の診断をしていただいたクリニックに行ってこようかと思います。
不安との向き合い方。
息子の場合はどうしたら良いのか。
ど素人ふたりが、議論したって仕方ないですから。