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2023/6月に観た新作映画3選

6月雑感

こんにちは。

6月の新作映画を振り返ります。

楽しみにしていたサッカー観戦が台風で流れたり、インフルでもコロナでもない“名もなき風邪”によってぶっ倒れたりと、あまりgood!とは言えなかった1ヶ月。

そんな時こそ、ホンマに好きな映画が見てえよな。

今年も前半終了。

ハーフタイムなく即後半開始。

地に足つけて、要チェケラ!

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では、6月に観た新作映画8本中、
私の心に刻まれた3作品を紹介していきます。

いえーい。


※直接的にストーリーの本筋には触れないつもりですが、
 事前情報を入れたくない人はご注意を…。



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1.スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース



あらすじ、概要はこんな感じ。

ピーター・パーカーの遺志を継いだ少年マイルス・モラレスを主人公に新たなスパイダーマンの誕生を描き、アカデミー長編アニメーション賞を受賞した2018年製作のアニメーション映画「スパイダーマン スパイダーバース」の続編。



マルチバースを自由に移動できるようになった世界。マイルスは久々に姿を現したグウェンに導かれ、あるユニバースを訪れる。そこにはスパイダーマン2099ことミゲル・オハラやピーター・B・パーカーら、さまざまなユニバースから選ばれたスパイダーマンたちが集結していた。愛する人と世界を同時に救うことができないというスパイダーマンの哀しき運命を突きつけられるマイルスだったが、それでも両方を守り抜くことを誓う。しかし運命を変えようとする彼の前に無数のスパイダーマンが立ちはだかり、スパイダーマン同士の戦いが幕を開ける。

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前作も良かったんですが、こいつはたまげた!

パワーアップ、グレードアップ、スケールアップ!

見たことないアニメーションの応酬!そしてエブエブ並みのスピード感!
かつエモーショナルなストーリー、、。

今までになかったヒーロー映画が爆誕!

めちゃくちゃ面白かった。

何がいいって、これは全てのスパイディシリーズに通じることなんですが「ジュブナイル感」ですね!

軸にボーイミーツガールがあるのが、もう、たまんない。

正直こんな骨太にする必要ある?って感じもして、後半の展開とかダレ気味なんですが、序盤のジュブナイル感はパーフェクト!

もっとスリムに編集して欲しかったなぁ。

次回作も楽しみです。

【総合点数】
→90点

【このシーンが最高】
→久々のグウェンとの再会でウキウキしてるマイルスが可愛い。

【この選曲がツボ!】
→ジェイムス・ブレイク兄貴でしょ!!めっちゃハマってた。




2.怪物



あらすじ、概要はこんな感じ。

「万引き家族」でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した是枝裕和監督が、映画「花束みたいな恋をした」やテレビドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」などで人気の脚本家・坂元裕二によるオリジナル脚本で描くヒューマンドラマ。音楽は、「ラストエンペラー」で日本人初のアカデミー作曲賞を受賞し、2023年3月に他界した作曲家・坂本龍一が手がけた。



大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子どもたちが平穏な日常を送っている。そんなある日、学校でケンカが起きる。それはよくある子ども同士のケンカのように見えたが、当人たちの主張は食い違い、それが次第に社会やメディアをも巻き込んだ大事へと発展していく。そしてある嵐の朝、子どもたちがこつ然と姿を消してしまう。



「怪物」とは何か、登場人物それぞれの視線を通した「怪物」探しの果てに訪れる結末を、是枝裕和×坂元裕二×坂本龍一という日本を代表するクリエイターのコラボレーションで描く。中心となる2人の少年を演じる黒川想矢と柊木陽太のほか、安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太、高畑充希、角田晃広、中村獅童、田中裕子ら豪華実力派キャストがそろった。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され脚本賞を受賞。また、LGBTやクィアを扱った映画を対象に贈られるクィア・パルム賞も受賞している。

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今さら俺のようなど阿呆が何かを語ることさえ憚られる、大傑作。
日本映画の本気、ここに見ました。

緻密なストーリー展開、無駄のない編集、子役たちの神がかり的な演技、、

見所はその全て!って感じなのだけれど、唯一残念やったのは事前のカンヌの受賞結果がネタバレに繋がっていたこと、、かな。

正直、事前にそれを知っていなければ、もっと純粋にこの映画と向き合えた気がする。

ただ、そんなことで魅力やメッセージ性が半減するようなヤワな作品ではないので、じゅうぶん面白かった。

誰もが「今抱えている悩み」をナチュラルに打ち明けることが出来たら、そしてその悩みを抱きしめてくれるような人が近くに居れば、どんなにか素敵だろうかと思う。

認識や考え方の“ズレ”について深く考えさせられた、意義深い映画体験になりました。

【総合点数】
→85点

【このシーンが最高】
→野呂佳代がマジでいい。ほんっとにいい。

【この選曲がツボ!】
→教授による劇伴、美しく、悲しく、プロのお仕事すぎて鳥肌です。



3.THE KILLER 暗殺者



あらすじ、概要はこんな感じ。

「剣客」の主演チャン・ヒョクと監督チェ・ジェフンが再タッグを組んだクライムアクション。同名ウェブ小説を実写映画化し、孤独な少女を守るべく奔走する元暗殺者の戦いをスタイリッシュなアクション満載で活写する。



かつて伝説の暗殺者として恐れられた男ウィガンは、引退後は財テクで成功を収め、派手な生活を送っていた。そんなある日、妻が友人と旅行へ出かけることになり、ウィジンは妻から友人の娘である女子高生ユンジの世話を頼まれる。軽く考えて引き受けたものの、ユンジは人身売買組織に誘拐されてしまう。ユンジを救うため再び戦いの世界に身を投じ、暗殺者としての本能を呼びさましていくウィガンだったが……。



主人公ウィガンを迎え撃つ最強の敵役に、「リベンジャー 無敵の復讐心」のブルース・カーン。

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もともと鑑賞予定にはなっかたのだけれど、マっっっっっジで見て良かった。

主人公ブチギレ系アクションの掘り出し物!

「アホみたいに強い主人公が、アホみたいに可愛いヒロインを守るためにブチギレる」っていう一番タギるフォーマット。

主人公、元暗殺者というお決まりの設定なんですが、とにかく強い!強い!
今シーズン終盤のマンチェスター・シティくらいの強さ、、。

だからもう、安心して見られる。

どうぞ、お好きに暴れてくだせえっていう。

この超絶アクション、スタントなしってんだから恐れ入るよ、、。

主人公が強すぎるし、相手が弱すぎるしで、もっとガチガチ殺りあえよ!
って思ったりもしたり「戦う順番コレでおーてんの?」感もあったのでやや減点ですが、久しぶりに見てて気持ちのよいアクション映画と出会えたので、私は満足です。

チャン・ヒョク、かっけえ。
推していきたいと思います。

【総合点数】
→85点

【このシーンが最高】
→ホテルでの長回し殺戮シーンはマジで最高っす。

【この選曲がツボ!】
→音楽、何が使われてたっけ、、。




おわりに

ちなみに紹介した映画以外に見た新作はこんな感じ。
(オススメ順)
↓  ↓  ↓
告白、あるいは完璧な弁護
ザ・フラッシュ
M3GAN ミーガン
君は放課後インソムニア
プー あくまのくまさん

プーさん、俺はお前を許さない。
フラッシュも面白かったけどやり過ぎ感は否めず、、。



7月に劇場鑑賞予定(もう見たやつもありますが)の新作リストはこちら。
↓  ↓  ↓
To Leslie トゥ・レスリー
小説家の映画
Pearl パール
CLOSE クロース
君たちはどう生きるか
ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE
神回
PLASTIC


夏本番にふさわしいバラエティ豊かなラインナップ!
一番楽しみなのはダントツで「パール」!
ムビチケ特典のポストカードのデザインも最高でした、、。

夏は映画! 映画の夏!

オナシャス!

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