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平凡社員のビジネスパーソンノウハウ④(How(どのように):電話)

 本稿は、『仕事をするうえで重要な2つのこと』のうち「1.その仕事のゴールは何かを常に意識する」の中の「How(どのように):電話」について、その具体対応(ハウツー)に触れる。(↓前回の投稿)


◇How(どのように):電話

 本稿では、電話についてその具体対応(ハウツー)に触れていく。
 基本的な大方針は前稿でも説明している通り、結論 → 理由 → 結論である。

■具体対応(ハウツー)

〇電話
 
まず、電話については第一に注意すべきことがある。それは、電話は相手が実行しているタスクを中断させ、自らの用事に時間を割かせる、ということだ。そのうえで、電話の必要性を一度考えるべきである。ここでの必要性とは、以下である。
 
 ・即時性の有無(緊急か)
 ・同時性の要否(口頭で説明した方がよいか)

 急ぎの確認をしたいとか、メールでは伝わりずらいニュアンスを口頭で伝えるとか、そういった必要性に応じて、電話を活用するのが望ましいと考える。

 そのうえで、個人的見解であるが電話におけるテンプレートは以下を推奨したい。

ーーーーーーーー<電話におけるテンプレート>ーーーーーーーーー

【冒頭の挨拶】
〇〇社(部)の〇〇です。
今、お時間よろしいですか。
(相手の応答を待つ。OKなら次へ)

【結論】
▲▲の件〇〇さんに確認したいことがあり、電話しました。

【理由(背景)】
全社会議のために明日までに資料作成が必要な状況。

【結論(具体的な確認内容)】
××の現在の状況はどうなっているか確認したい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 補足的に、冒頭の挨拶「今電話を受けられる状況にあるかの状況確認」の必要性について付け加えておく。電話の受け手側の印象として、すぐに話に入られるのは心象としてよろしくない。
 一言付け加えるだけで相手側の心象もよくなるし、何かの依頼の電話であれば、相手の機嫌を損ねてしまっては依頼がし辛い。相手の時間を使っていることを認識しながら、電話の際には気遣いを示したいところである。

 プレゼン、会議については別途次稿以降で説明することとしたい。

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