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取材される側も取材する側も電波と情弱ばかりの公明党本部前での創価学会抗議活動

デイリー新潮に掲載された藤倉善郎さんの記事とその周辺事情

 令和5年1月15日、東京都新宿区信濃町の公明党本部前で創価学会への抗議活動が行われ、その模様が藤倉善郎さんの取材によりデイリー新潮で配信されました。

 さて、デモ当日の様子を紹介しよう。

 冒頭、複数の創価学会2世(3世以上を含む)がマイクを持った。自分の給料を毎月4万円だけ残して全て創価学会に寄付させられた等の体験談や家庭不和の実態が語られる。それが徐々に、創価学会から集団で嫌がらせを受けているとか、警察もそれと結託しているといった、「集団ストーカー」談義に変わる。

 次にスピーチした「目覚めよ日本党」の党首・押越清悦氏は、集団ストーカーやテクノロジー犯罪の問題に取り組んでいる。テクノロジー犯罪とは、ハイテク機器を使用した集団ストーカーによる盗撮・盗聴、あるいは電磁波攻撃等を指す。全てをデマや妄想と片付けることはできないが、実証性が乏しいケースが多く、一般的にはあまり注目されていないテーマだ。

「日本列島1000人プロジェクト」の主催者・毛利秀徳氏は、なぜか新型コロナのワクチンに反対する別のデモを告知。彼はもともと「神真都(やまと)Q」に関わっていた人物だ。「神真都Q」はコロナの感染拡大やワクチンはディープステート(闇の政府)の陰謀であるとして、首都圏のワクチン接種会場に押しかけて妨害し、20人超の逮捕者を出した反ワクチン陰謀論団体だ。

 主催者が代読した「日本の国力を高める運動をしている有志の会」のメッセージでは、竹内結子さん、神田沙也加さん、三浦春馬さんなどの名前を挙げ、彼女らの死には不審な点や事件性があるのに「大きな組織の力で封じ込められている」と主張した。

「インボーロンジャ! インボーロンジャ!」

 そう連呼しながら、流行りの陰謀論を全てぶち込んだラップを披露したのは、3人組のラップグループ「韻暴論者」。もちろん批判ではなく、陰謀論を支持する内容だ。

 音楽家のNao Lion氏は、スピリチュアル系の人々の間で宇宙人に由来する日本人特有の遺伝子であると言われる「YAP遺伝子」をテーマにした曲や、ユダヤ人による世界支配の起源とされる「バビロン」をテーマにした曲を歌う。黒川氏も「ユダヤマネーをぶっ潰す」などと口走る。

長井秀和氏はなぜか不参加…信濃町で行われた”反創価学会デモ”に集結した600人の正体

 この記事の中で見逃せないのはこの人物の参加です。

 ヘイトスピーチで問題になった「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の元メンバーの姿も複数あった。

 その1人、A氏は2009年の京都朝鮮学校襲撃事件などで実刑判決を受けた過去がある。彼はスピーチも行った。

「そこらじゅう外国人に土地を買われて、日本、どないしますのこれ? (規制に反対している)カルト創価学会・公明党を日本から叩き出せ~!」

 黒川氏はA氏がデモに参加してくれたことを「心強い」と称えた。

長井秀和氏はなぜか不参加…信濃町で行われた”反創価学会デモ”に集結した600人の正体

 せっかく藤倉善郎さんが前科前歴を表記することによる名誉毀損を理由とする不法行為による民事訴訟を避けようとして「A氏」と記載しているにもかかわらず、選挙ウォッチャーちだいさんこと石渡智大さんは、藤倉善郎さんの首をしめるような記事を掲載していたりします。

  この記事の中で選挙ウォッチャーちだいこと石渡智大さんは、A氏に科せられた刑、A氏の実名を画像付きで表記し、藤倉善郎さんの保身のための配慮を無にするような内容を掲載しています。このあたりがNHKをなんちゃら党から数多くの民事訴訟を提起される選挙ウォッチャーちだいこと石渡智大さんの隙というものでしょう。

A氏関連情報

 古くからのウォッチャーなら反創価学会の活動家として日本を護る市民の会の黒田大輔さんを思い浮かべる人が多いでしょう。
 黒田大輔さんは、瀬戸弘幸さんが主催した平成20年9月1日の朝木明代元東村山市議会議員の追悼街頭宣伝活動において、朝木明代元東村山市議会議員の万引き被害者のブティックへの「表敬訪問」に加わり、それを伝えた自身のブログが名誉毀損にあたるとしてジャーナリストの宇留嶋瑞郎さんと元東村山警察署副署長の千葉英司さんに民事訴訟を提起され、それを創価学会の仕業であると思い込んで活動が過激化し、一時は被告、原告合わせて二桁の民事訴訟を同時進行していた人物でした。
 この黒田大輔さんですが、元々は千葉県浦安市のマンションの自宅兼事務所で行政書士及び社会保険労務士事務所を運営していましたが、信濃町近くの新宿区南元町のマンション通称「信濃町山荘」から「第二信濃町山荘」へ転居を経て、豊島区の大塚駅そばのマンションで同じ日本を護る市民の会の事務局長であった女性と同棲、その後さいたま市に転居しその女性と籍を入れていますが、令和3年末も元気で活動していらっしゃるようで安心しました。

令和3年11月26日(日) 午後1時~、『集団ストーカー流し街宣の会』主催で、『黒田大輔講演会』が、埼玉県さいたま市内の会場で開催され、今回も目立った妨害は無く無事に終了する事が出来ました

第3回目の定例会は、第1回目の定例会のスペシャルゲストで講演して頂いた、「きもカルト撃退記」の著者で、創価学会本部に要望書を提出したりカルト創価学会撲滅課税デモも何度も主催をして、あの創価学会から最も恐れられた男で有名なカルトハンター『日本を護る市民の会』代表の黒田大輔先生(行政書士)を講師としてお迎えして、テーマを『コロナとカルトから生き抜く術!』と題して素晴らしい講演をして頂きました。

今回も関東を中心とした被害者さんが参加されて、東北や関西地方から駆け付けて頂いた被害者さんもおれれました。
黒田大輔先生初め、参加された皆さん寒い中お疲れ様でした

第3回集団ストーカー流し街宣の会定例会・黒田大輔講演会報告

 この黒田大輔さんとA氏は街頭宣伝活動をともに行うことも少なくなく、チーム関西の代表であった荒巻靖彦さんからも評価されていた人物でしたが、その黒田大輔さんの反創価学会活動は創価学会と教義上対立していた日蓮正宗の関係者からの資金援助を受けてなされているものでした。なお、このtogetterにはまともなウォッチャーだったころのだいだいさんのツイートが含まれていますので、好事家の方は楽しんでいってください。

日蓮正宗と正信会を「カルト・スピリチュアル」に分類しなかった藤倉善郎さん

 藤倉善郎さんの宗教関連の記事については、特定の「色」がついていると考えた方がよいと思っています

 ハーバービジネスオンラインの記事の中で、新宗教に限らず、日本会議なども含めて閣僚がどこと関わりがあるかを分析していますが、ここには藤倉善郎さんが記事を執筆する「FORUM21」の発行者である乙骨正生さんが創価学会を脱会した後に所属した正信会やその源流である日蓮正宗についは含まれていません。創価学会については色々な問題や事件が発生していたことは確かですが、信者の数が増えるにしたがい世俗化して様々な点で社会と妥協してその件数が減少しているのに対し、世俗化が進んでいるとは言えない正信会や日蓮正宗についてまったく触れていないのはなぜでしょうか。ひょっとして乙骨正生さんへの忖度がハーバービジネスオンラインの記事についてもなされているということはないのでしょうか。

ハーバービジネスオンラインは忖度しないメディアなのか

 この藤倉善郎さんは、この記事を掲載した後に一時期「Forum21」での記事掲載が途切れていたものの、安倍晋三元総理大臣殺害事件の発生後に鈴木エイトさんとともに頻繁に記事が掲載されるようになっています。なお、鈴木エイトさんの記事を読むと藤倉善郎さんと同様の「配慮」がなされていることがわかります。わかりやすく言えば、藤倉善郎さんと鈴木エイトさんは、主要な記事の掲載媒体である「Forum21」の編集発行人である乙骨正生さんが創価学会から転向した宗派である正信会とそれと関係の深い日蓮正宗という宗派をきっちりと批判してみてくださいということになります。

依然として根強く残るいわゆる「創価学会による集団ストーカー被害者」

 反創価学会の勢力として根強く残っているのがいわゆる「創価学会による集団ストーカー被害者」です。このグループで著名であったのが「不幸のブログ」を運営していた諸星あたるさんです。そして、この界隈をウォッチしていた者がよく知っていたのが日本を護る市民の会の広報部長を務めていたレックスさんでしょう。このいわゆる「創価学会による集団ストーカー被害者」が政治問題に加わってきた経緯については、荒井禎雄さんのnoteに詳しく掲載されていますのでよろしければご覧ください。