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[過去記事掘り起こしシリーズ]ネットウヨクと集団ストーカー被害者

vsフェミ以外もヤレるんやで!

近頃フェミ批判しか書いていない気がするので、ここらで昔を思い出して別のテーマでも何か言っておきたいなと思う。

考えてみたら、10年ほど前の私は社会問題として『vsネットウヨク』をテーマに活動しており、その分野においては日本でも一二を誇る知識量を誇っていた(あえて自分で言ってやる)。

さらにその前の話をするなら、20年ほど前には私自身がネトウヨ(というか右翼業界に片足突っ込んだひと)で、だからこそあの界隈が振りかざす大嘘を見抜け、また連中の弱点をグサグサ突きまくる事が出来たのである。

なんせヤツら、2000年頃にオレが仲間達と遊び半分でばら撒いていたデマを、裏も取らずに事実かのように触れ回っていたほどで、そりゃ本来の情報元である私が話をひっくり返したら、連中に勝ち目なんかない訳でして。

そんなこんなで自分の過去のヤラかしに対する反省の意味を込めて、ガチの右翼団体に「あんたらが動けよ」と直接クレームを入れたりしつつ、何年もかけてネトウヨ批判を続けたのだ。

中でも私が特にブチっとイッたのは、奴らがシノギ欲しさに精神疾患を抱えた人間を騙して手駒や金づるにしようと画策し出した時で、その時に私はそれまで情報源としてお付き合いを続けていた右翼業界と完全に手を切った。

それまではライターとして「情報源を維持するために右翼団体とも仲良くしなければ」と考え、右翼からの依頼ならば怪しい情報と分かっいても自サイトで取り上げる事もあった。

が、精神疾患者すらビジネスとして取り込もうとするネトウヨ界隈を見ても、どの右翼団体も本気で抗議しようとしなかったため、「こいつらダメだ」と見放したのである。

書ける話が減ったので、確実に収入は減ったけれど、それよりも人として大事な事があると思うの。

という訳で、今回ご紹介する過去記事は、2013年にWEB媒体に掲載して貰った、「集団ストーカー被害者という名の統合失調患者をシノギにしようとした右翼のオッサン」という心温まるお話である。

シリーズ「ネットウヨク論」
ネットウヨクと集団ストーカー被害者

※2013年の記事

 今回はネトウヨ問題と心の病について説明しようと思う。 テーマはズバリ 「ネットウヨクと集団ストーカー」 である。

 もしかすると「集団ストーカー」という単語は聞き慣れないかもしれないが、現在のネトウヨ問題を考察する上で、決して避けては通れない存在だ。 彼らは「被害妄想」をこじらせてしまった人々であり、「幻聴・連合弛緩・思考盗聴・思考操作・思考奪取・思考吸入……」といった病状を抱えている精神疾患者である……と言われる場合が多い。(これについて後ほどひっくり返しますので最後までお読み下さい)

 まずは上記の内、あまり耳にする機会のない単語だけざっくりと説明しよう。

[連合弛緩]
 思考の緩み。「○○だから△△である」という、単語同士の繋がりや関連性(連合) が緩まり(弛緩)、論理が他者には理解できない飛躍をしてしまう。「トマトは赤いから消防車と同じ色だ」ならば常人でも理解できるが、これが「トマトが赤いから明日は雨が降る」になってしまうと連合弛緩が疑われる。 ネトウヨに限らず、言動の危うい人種には、このようなロジックで第三者を「朝鮮人!」「創価学会員!」「権力の犬!」「軍国主義者!」……などとレッテル貼りする方々が大勢いらっしゃる。

[思考盗聴]
 特定の周波数の電波や電磁波をターゲットの脳に照射し、その思考を盗み見る事を思考盗聴と呼ぶ……らしい。 ただし、現段階では世界中のどこを探しても「遠隔操作で思考を読み取る技術」などない。

[思考操作・思考奪取など]
 自分の思考を第三者に盗まれた(思考奪取)ないしは入れ替えられた(思考吹入・考想吸入)または操られた(思考操作)と感じる病気である。 自分の考えが周囲に漏れている(思考伝播)などもあり、これらは全て統合失調症の症状と考えられている。


 次に「集団ストーカー」の説明に移る。 集団ストーカーとは、何らかの組織が集団で個人を付け狙い、日常の生活から何から盗撮・盗聴し、電磁波や電波で攻撃をするといった嫌がらせをしてくる、という架空の被害(思い込み)だ。 この被害が訴えられ出した当初は、ストーキングしている組織として、フリーメーソン・公安・創価学会・統一教会……などが挙げられていたのだが、今では「創価学会による集団ストーキング」がシェアNo.1と思われる。

 この集団ストーカー被害者を自称する人々は、自分が受けている被害の証拠として、YouTube等に様々な動画をアップしているのだが、そのどれを見ても普通の精神状態の人間には何が何だか解らない。 例えば、行き着けの心療内科の待合室で、他の患者が映り込むのもお構いなしに録画を始め、何もない空間を映しながらカメラのマイクに向かって 「ほら解りますか? ヤツらがまた電磁波を飛ばして来ています! 耐えられそうにありません!」 といった声を吹き込んでいたりする。 より酷い動画になると、道や駅でたまたますれ違った人にカメラを向けて、「ストーカーの現行犯だ!」と掴みかかるような内容のものまである。

 この集団ストーカーがどうしてネトウヨ問題と絡んでくるのかというと、ネトウヨ系団体の中に、こうした被害に苦しむ人間に向けて陰謀論をささやき、「ガスライティング」 を仕掛けた大馬鹿野郎がいるのだ。


※補足・ガスライティングとは(wikiより一部引用)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0

ガスライティング(英: gaslighting)は心理的虐待の一種であり、被害者にわざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法。例としては、嫌がらせの事実を加害者側が否定してみせるという単純なものから、被害者を当惑させるために奇妙なハプニングを起こして見せるといったものまである。

「ガスライティング」という名は、『ガス燈』という演劇(およびそれを映画化したもの)にちなんでいる。現在この用語は、臨床および学術研究論文でも使われている


 先ほど 「集団ストーカー被害を訴えている人間は、何らかの精神疾患を抱えていると言われている」 といった説明をしたが、そう言われていること自体は事実でも、その表現が正しいかどうかは別問題だ。

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