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(G)-IDLEになりたい

先日大好きなKPOPアイドルである、(G)-IDLEのコンサートに行った。

彼女たちは作詞・作曲・振付・プロデュース、全部自分たちで完璧に出来てしまう上に、作品の1つ1つのメッセージが大変に素晴らしい。私は毎回「同じ時代に、こんなにパワーと才能のある女の子たちがいるなんて…」とため息が出る。

Tomboyで感銘を受けた新規にわかオタクではあるものの、Nxde、Queencardと感激を重ねた結果「絶対、死ぬまでにこの目に入れたい」という気持ちになった。そんな中ワールドツアー in TOKYOのお知らせが!

勢いでFCに入り、すぐに申し込んだ自分のことを今は心から誇りに思う。

(一番好きなのはこれ、2023年20代後半女のメンタルが詰まってる)

Why ain't I pretty? Why ain't I lovely? Why ain't I sexy? Whay am I me?

Allergy / (G)-IDLE

2時間のスタンディングでのコンサート。正直体力的にしんどいんじゃないかとか、飽きちゃうんじゃないかなという心配をヨソに、本当にあっという間に終わってしまった。

常に完璧が求められるKPOPの最前線で戦う彼女たちは、近くで見ても絵画のように美しく、華やかで、自信に満ちていたことに終始圧倒された。

(G)-IDLEはあまりメンバー一人一人に良い意味で統一感がないと思う。

雰囲気も、声質も、ダンスも、メイクも揃っていない。一人一人が自分のスタイルが一番だと言わんばかりのオーラと(たまに言動も)、それと同時に「自分たちのチームが最高だ!」という誇りを感じた。

自分が想定していたような「かわいい!」「綺麗!」ではなく、「美しい!」「強い!」「誇り高い!」が表現として最も正しい。

自分が持っていた女性へのものさしが、この日だけで大きく変わったような気さえする。

あなた達がいる時代の女性でいられることが本当に幸せ。エンパワーメントの辞書に彼女たちを載せてほしいくらい!

私もそんな(G)-IDLEみたいな女性になりたい。

お金を払って誰かにどうにかしてもらえるものではないことが、この2時間だけでも身に染みて分かった。

自分が自分のことをよく考えて、よく愛せるように。360°の努力が続けられる人になりたいね。

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