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アメリカの小学校で日本について紹介した話【Multicultural Night】


今日は、海外育児の日記です。

2月のある日、小学校から息子が手紙を持ち帰りました。

手紙の内容は、
「Multicultural Nightを開催します。自分の国について紹介してくれる家族を募集します。」というものでした。
迷わず「うちも日本を紹介しよう」と夫と息子を誘いました。

今日の記事では、イベントの様子を記録のためにまとめます。

次回の記事では、海外子育て中の私がこのイベントを通して考えたことをまとめます。

イベント準備:どんな内容を伝えたいか決める


早速、学校からの手紙に参加したい旨を返答し、情報収集をしました。

我が家が紹介する内容を決める際には、
こちらの記事を大変参考にさせていただきました。

用意したものは、
・プレゼンテーションボード
・クイズ
・おひなさま(家にあったもの)
・福笑い(印刷して使用)
・お菓子(キットカット抹茶味、コンペイトウ、海苔巻きせんべい)
・おりがみ(あらかじめ作った作品)
です。

今はネットで何でも調べられるし、印刷できるし
注文もできる。
本当にすばらしい時代です。

ちなみに、ネットで日本を紹介する、と調べると、
子供の教室でクラスメイトに対してプレゼンするという形式が多く出てきましたが、
我が家が今回行ったのは、
Multicultural event elementary schoolと調べると出てくるようなこんな感じのイベントで、
体育館のような、ある程度広い空間でブース形式で各文化について展示するようなものでした。


プレゼンテーションボードには、以下のようなものを記載しました。

小学生が興味を持ちそうな内容を考えるのがとても楽しかったです。

<地図と時差>
・アメリカと日本の時差
・飛行機で何時間かかるか
・日本で使われている世界地図は、太平洋が中心にあること

<日本の地理>
・日本の地図と主要都市の紹介
・人口などの基本情報をアメリカと比較したもの
・日本の気候

<雑学>
・日本の小学生の学校生活について紹介(この箇所がよく読まれていました)
・日本語が語源になっている英語の紹介(Tofuなど


当日の様子:折り紙が人気でにぎわう


当日は火曜日の18時から19時までの1時間、という
平日の夕方たった一時間の開催にもかかわらず
たくさんの人でにぎわっていて活気あるイベントとなりました。

お菓子と折り紙を来てくれた子供へのギフトとして用意していましたが、
あっという間になくなってしまいました。


折り紙についてははじめは、
あらかじめ作っておいた折り紙の作品をかごの中にざっと入れて、
好きなものをもっていってもらうスタイルでした。

配る折り紙がなくなってしまった後半は、
集まった子供たちが欲しい折り紙を一緒におるスタイルで進めました。

これがまた好評で、額に汗をにじませながらの(若干テンパっての)対応となりました。

こどもたちは、折り鶴を作りたがるのですが、実際教えてみると難しすぎて
私が折って渡すバルーンアーティスト形式になることがほとんどでした。

紙風船は比較的簡単で、3年生くらいの子なら自分で最後まで折れていたので、
一緒におる形式ならば、今後は紙風船か飛行機あたりから選んでもらうのが良いのだと思います。

折り紙の中で人気だったものは、
・折り鶴
・ピカチュウ
・金色、銀色の折り紙で作ったもの
・キティちゃん
・紙風船
・手裏剣
・イカ飛行機

ピカチュウとキティちゃんはyoutubeを参考にしました。
かわいくて簡単(特にピカチュウ)で、そして大人気でした。

もはやアメリカでも知育玩具の一つとして知名度のある折り紙ですが、
実際に家でやっている子はほとんどいないようで、
みんな興味津々で作品を選んだり、取り組んでくれました。


息子はというと、ゲストにシールを配る係をやってもらいました。
(シールは学校から用意されたものでした。
ゲストがパスポートに見立てた用紙にシールを集めるスタンプラリー的な目的でした。)




まとめ:毎年レベルアップして出展出来たら楽しいだろうな


あっという間の1時間。
たくさんの人が日本のブースを訪れてくれました。

もう少し折り紙を用意しておけばよかったという反省点はあるものの、
初めての出展にしては子供に喜んでもらえる内容でできたのでは、と満足しています。

もし、来年もあればぜひまた出展したい!

その際は、上記の今年の展示内容からクイズと福笑いは割愛し、
折り紙を中心にしたいなと思います。

作品が欲しいだけの子には配る&作りたい子にはワークショップで一緒に作る、の両方をあらかじめ準備できると楽しいかなと思います。

さいごに

もし、この記事を読んでいるあなたが、
我が家と同じような機会があって
出展を迷われているのなら、
全力でおすすめします。

本当に楽しかったです。

我が家はこのようなイベントに出るのは初めてでしたし、
周りにどんな感じのイベントなのか知る人もいなくて
1年目だし今回は見に行くだけで出展はやめておこうかな?とすら思いました。

でも、結局、1年目だからこそ出展して良かったと思うのです。

プレゼンテーションボードに書いた英語も完ぺきではないし
内容だってもっと良くできただろうと思います。

だけど、それでも、当日わたしたちに対して何かを指摘する人はもちろんいないし、
ブースを訪れる人は子供も大人も興味をもって接してくれました。

やらないという選択をするのは簡単だけど
コンフォートゾーンをすこし出て
冒険してみる。

そこで得られる感覚や気付きも
海外生活の醍醐味だと思うのです。




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