見出し画像

【1950年代】カラー特撮映画3選

こんばんは。
今回は、1950年代のカラーのSF映画を紹介します。

当時の特撮技術としてスゴかったのでしょうが、いま観るとレトロ感満載です。

内容も「面白い!」と唸るものはなく、原点だと思って、温かい目で観るような作品たちち。

それではスタート!


「宇宙人、東京に現わる」(1956年)

公開年:1956年
配給:大映
形式/時間:カラー/82分
監督:島耕二
出演:南部彰三、目黒幸子、苅田とよみ他


【作品紹介】
ヒトデ型の宇宙人・パイラ星人が地球人の姿をして日本に現れ、地球の危機に警鐘を鳴らす、パニック要素のある特撮映画。岡本太郎がパイラ星人のデザインを担当しています。

1956年1月29日公開なので、1955年の終わりか1956年はじめに作られたと思われます。この時期のカラー作品はかなりレアです。


男性のスーツやズボンがダボっとした感じがこの時代っぽいなという。



「地球防衛軍」(1957年)

製作年:1957年
配給:東宝
形式/時間:カラー/88分
監督:本多猪四郎(特撮:円谷英二)
出演:佐原健二、白川由美、河内桃子ほか



【作品紹介】
巨大ロボット・モゲラ、空飛ぶ円盤、光線など初期の特撮映画の代表作ともいえる作品。
ミステリアンという宇宙人が日本を襲ってくる話です。



モゲラやミステリアンのビジュアルが良いですが、両方とも敵。前半のモゲラが襲来するシーンが盛り上がります。


ミステリアンはゴレンジャーのような見た目で、作品を観るまえ、正義の味方なのかと思ったら違いました。



「宇宙大戦争」(1959年)

製作年:1959年
配給:東宝
形式/時間:カラー/93分
監督:本多猪四郎(特撮:円谷英二)
出演:池部良、安西郷子、千田是也ほか



【作品紹介】
「地球防衛軍」の姉妹編。で地球人と遊星人ナタールの攻防を描いた作品。

宇宙空間でのバトルが見どころ。後半に特撮満載のバトルがあり、盛り上がります。話は大味なので、伊福部昭の音楽が注目されることのほうが多いかもしれません。


さいごに


今回は、1950年代のカラー特撮映画を紹介しました。

✔︎︎︎︎「宇宙人、東京に現わる」(1956年)

✔︎︎︎︎「地球防衛軍」(1957年)

✔︎︎︎︎「宇宙大戦争」(1959年)


古さや粗さが目立つ部分はありますが、これはこれで好きでしたけどね。

東宝初のカラー怪獣映画「空の大怪獣 ラドン」が1956年なので、50年代後半に特撮や怪獣映画のカラー作品が出てきたわけですね。

ではまた。



▪️「宇宙人、東京に現わる」(1956年)


▪️「地球防衛軍」(1957年)


▪️「宇宙大戦争」(1959年)


▪️恋愛番組の出演者やファッションモデルについてまとめたサイトも運営しています



よろしければサポートよろしくお願いします。サポートしていただいたお金は、noteで紹介する映画のDVDや60年代関連の本などに充てます。