今回は機構③
入力フィールドの値を取得するまではできたので、それを使ってリンク先を指定して検索ボタンを押したときにページ移動させます。
これにはいくつか疑問がでてきていました。
1.そもそもkintoneアプリの検索とは?
2.JavaScriptでリンク先を指定するには?
3.リンク先を自在につくるには?←ハードル高め?
では最初からみていきます。
1.そもそもkintoneアプリの検索とは?
「検索機能が実装されないなんて、そんなのダメじゃー!」と師匠にツッコミをいれられたときに、kintoneのアプリ内検索機能を使えばいいかも!とひらめきました。
そこで、当初、検索フィールド欄に値をいれて自動的に検索画面をだす方法を考えました。
すると、師匠のツッコミが入りました。
「そこから飛ばされる検索URLに直接飛ばしてしまってもいいのじゃよ」
了解!と言ってみたものの、よくわからないままここまできてしまい。
調べてみたら今、ようやく、kintone検索のしくみが理解できました!
つまり。URLの後ろにkeywordとapp=IDをくっつけたものを用意して、指定のリンク先に自動でとばすようにすればいいということですね。
ではつぎに。
2.JavaScriptでリンク先を指定するには?
これは簡単そうです。
window.location.href 1行追加でOK!
検索ボタンを押したら、ページ遷移されました!成功です。
3.リンク先を自在につくるには?
さいごに本当に移動したいURLを作ります。
window.location.href = "https://指定したURL/" ←ここの部分です。
師匠にも教えてもらいましたが、JavaScriptでURLを取得するのは難しくないようです。いろいろな値を取得できるんですね。
つくりたいURLはこのようなものです。
https://ホスト名.cybozu.com/k/search?keyword=イルカ&app=13
🐟window.locationを使ってほしい値を取得します。
🐬欲しい値は一部だけ!どうすればいいの?
ここで師匠から「javascript split 使い方」で検索せよと指令が!
スプリットって分割の意味だからバラバラにするということ?
かんたんに調べてみます。
やはり「指定した区切り文字列で分割する」ことでした。
さらにさらに、分割した値の中から、好きなものを取得できるみたいです。
検索結果を表示するリンクができました!
※便利ツールの話
ここまでの実装を師匠にお披露目するにはどうやって?と考えてました。
そこで思いついたのが、CodeSandbox。
以前YouTubeで見ていたJavaScript講座で紹介されてました。
Webページは作成に必要なhtml、js、画像など各ファイルをサーバーに用意します。サイト構築なんてハードル高すぎだけど、CodeSandboxを使うと、ファイルをまとめてWebにアップロードするだけで簡単に検証できるのでした!
便利な世の中です。
簡単そうなので使ってみることに。
いろんなフォーマットがあって悩みました。
「Vanillaは素のJavascriptです。」
よくわかんないけどバニラでよさそうです。
なんだかおいしそうです。Vanillaを選んでみます。
ファイルをアップロードして、リンクを共有したら見てもらえました。
師匠がコメントを追加し編集したものをリンク共有してもらえました!
便利な世の中です。
夏・海・🐬イルカで開発スタートしたイカルプロジェクト!
秋になって(JavaScript開発そっちのけで)ますます師匠との食べ物トークに話が弾みます。バニラアイスvsチョコミントアイス論争も勃発してます。
このままうっかりしてたら冬期講習に突入しそうです!
…ch.8へ続く