毒にも薬にもなる洗脳という点でのSNS

コロナの事もあって、SNSと距離を取りたくなるここ数ヶ月です。

とりあえず、スマホからFacebookとTwitterのアプリを削除することで、通知が来なくなり、受動的にそれを見せられる頻度は減りました。自分が見たいときにだけ見る感じ。あと、Twitterなんかもこれを機に汚い言葉で不平不満をいっている方々のフォローを外したりだとか(ひねくれ皮肉野郎の自分は棚に上げて)。

しかし、まだ困っているのはフォローしている人が多すぎて、見たくないものがたくさん流れてくる件。「見たくないもの」ではなくて、「見たいもの」にフォーカスしたいな、と。

そもそも、僕がTwitterを始めたのは2009年11月26日なんだそうで、当時、28歳なんですね。※下記リンク先から調べた

当たり前だけど、今39歳なんで考え方や必要な情報、引っかかるアンテナなんて全然ちがう。全然違うんですが、僕は昔からTwitter(やネットの世界)に求めていたものって、「自分が知らない何か」なので「へぇー、こんなのあるんだ」ってツボを突かれると、あまり吟味せず、片っ端からフォローしちゃうんですよね。

えぇ、もちろん、その箱庭が「僕の趣味趣向」にそってできあがっているので、「それって本当に自分の外にあるものなの?」って言われたら「???」なのはわかりますが、それでもその範囲の中で広い見識を持ちたい、と、意識高くありたいじゃないですか30代。

で、それって自分が作り上げたフィルターで情報を浴び続けるってことなんですが、ある種、洗脳のような側面もあり、昨日見かけたこんなツイートにピンときちゃいました。

この場合、自分を「なりたい自分」に近づけるために意識的かつポジティブに「タイムライン洗脳」を利用してると思うんですが、そうじゃない場合も多々あるわけで、政治ネタなどで声を荒げて他人を攻撃している方々はそういうダークサイドに落ちちゃったとも言えるんじゃないかと思うんですよね。

そういう流れで、冒頭のSNS疲れの話に戻ると、「Twitterでの情報発信はこうするべき」とか「30代のうちはこうするべし」とか「見られるための投稿はこう!」「この設定をしてないやつは無能」みたいなのが目に入っちゃうと「あー、ちょっとお静かにしてもらえないでしょうか?」と思ってしまう自分がいらっしゃるわけです。それを俯瞰で見てて辛い(笑)

実際、有名インフルエンサーが「ああしましょう、こうしましょう」って発信している内容は「あぁそうだ!俺もそれやろう!」ってなりがちなものですが「なりたい自分」と「適している自分」がズレていることってないんだろうか、と。

うわー、なんか1周回ってモラトリアム大学生みたいなこと言い出したな、俺(笑)

でも、そんなことを思ったりするわけです。

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こんな曲作ってます


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