予定通り進まないプロジェクトの進め方_プ譜ワークショップ2

『予定通り進まないプロジェクトの進め方』のワークショッププログラム

2018年4月に刊行した『予定通り進まないプロジェクトの進め方』で提唱している、「プ譜」を用いたワークショップ。本記事では、公開型(複数社が参加)で実施しているタイプのワークショップのプログラムをご紹介します。

全体の流れ

●実施回数と所要時間
1回、120分~180分

●定員
3名~30名

●主な内容 
▽第1部(座学)
・プロジェクトはなぜうまく進まないのか?
・プロジェク計画はどのように立てるのか?

▽第2部(ワークショップ)
・プロジェクトを可視、構造化する「プ譜」解説
・自身の新規事業プランをプ譜に書き起こして仮想演習

▽第三部(リフレクション)
・感想戦
・参加者間の振り返りとフィードバック

●準備するもの
・事前配布するワークシートのプリント
・黒ペンと赤か青の色ペン

第1部 プロジェクトがうまく進まない理由

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第1部の座学では、プロジェクトがうまく進まない理由を、プロジェクトを構成する要素や環境、プロジェクトチームのコミュニケーションや情報共有などの視点から解説します。
「プロジェクトはそもそもうまくいかないようにできているんだゼ」というのが大きなメッセージになりますが、そうした性質のものを進めるための方法論を説きます。

第2部 プ譜制作ワークショップ

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第2部からは、プロジェクトの状況・構造を可視化するフレームワーク「プ譜」を使用したワークショップを行います。
今進めている、或いはこれから進めようとしているプロジェクトをプ譜で可視化することで、いったん頭の中にあるものを外在化します。
これによって、こんがらかっているプロジェクトの状況を客観視し、整理することを企図しています。

ワークショップでは、下図の「プ譜」を使用します。

プ譜テンプレート

ちなみにプ譜の書き方動画を下記で解説していますので、よろしければご覧ください。

第3部 記述したプ譜のリフレクション

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第3部では、記述したプ譜をもとに、参加者でペア(或いは3人グループ)をつくってリフレクション(振り返り・見直し)を行います。このリフレクションの時間を「感想戦」と呼んでおり、自分のプロジェクトの状況を他者に説明することで、見落としや漏れ・抜けに気づいたり、新しい着想を得ることを狙いとしています。

参加者の感想

プ譜ワークショップを体験頂いた方の声を一部ご紹介します。

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ワークショップ開催実績

過去の開催実績は下記のリンクを参照ください。

公開型のワークショップは不定期開催ですが、一社提供型のワークショップも実施しています。今のプロジェクトメンバーといっしょに体験してみたいと思って頂けましたら、下記よりお気軽にメッセージください。

お問合せフォーム

※プ譜を使用したワークショップや活動、考えていることについてはこちらの記事をご覧ください。


未知なる目標に向かっていくプロジェクトを、興して、進めて、振り返っていく力を、子どもと大人に養うべく活動しています。プ譜を使ったワークショップ情報やプロジェクトについてのよもやま話を書いていきます。よろしくお願いします。