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我が家の「備え」は、我が家流。お題企画「#もしもの備え」でお話します。

本日は、こちらの企画に参加して記事を書きます。


不測の事態への「備え」

2024年は、元旦から能登地震が起きました。
この度の地震により亡くなられた方々の
ご冥福をお祈りします。
被災された皆様にもお見舞い申し上げます。

あの時、私の住んでいる地域も、多少揺れました。
家族全員で身を守りました。

数秒後、ある地域では家が崩れ、
ある地域では日常が戻りました。

不測の事態は、日本の中に境界線を引きました。
被災者になってしまったのか、
支援者になってしまったのか、
傍観者になってしまったのか。

私たちは、いつどの立場になるか
その未来は誰にもわかりません。

だからこそ、「もしも○○があったら?」
の時を事前に予測して対策をしておくと
被災者になっても多少の安心ができ、
支援者になっても何が必要かがわかり、
傍観者だとしても心を落ち着かせるよう
対策がとれるかと思います。

「備え」とは、自分のためにするものです。
不安な人ほど、やっておくとよいものです。

私は、不安でした。
2人の息子を守れるのは、親だから。
だからこそ、我が家ならではの
「備え」をしておくことにしました。

あの子が産まれた10年前から。

そして、ちょっとした気休めを手に入れました。

お盆に点検・食事・買い足し

我が家の場合

うちの息子が生まれたのは、2012年。
日本人なら、まだ記憶にある2011年3月11日。
私は、あの東日本大震災のあのあたりに、
子どもが欲しいと思っていたのです。

でも、世の中では大きな地震。
怖い。
今後、こんなことがあって我が子を守れるか?
そういう事をすごく考えていました。

日本も防災意識が高まっていました。
毎年、毎年新しい防災関連グッズが
発売されています。

我が家の近所にホームセンターがあるので、
そこでチェックして少しずつ
買いそろえていきました。

用意したもの

まず、簡易トイレ、凝固剤。
息子用の予備用おむつ。
ゴミ袋。
災害時、一番問題になるのはトイレだそうで。
ここは、揃えておきたい所。

そして、パンの缶詰、レトルトご飯。
総菜缶、野菜ジュース、水などなど、
とにかく1週間分を目安に食べ物を。
息子は、小さいので食べられそうな
クラッカーやアンパンマンのお菓子なんかも。
災害時、ちょっとした甘いものがあると
安心感が違うそうです。

次に、ラップや紙皿、箸、ガスボンベ。
電池、懐中電灯、ラジオの生活用品。
最近追加されたのは、太陽パネルの充電器。
もしも、水が止まってもガスがとまっても
何とか我が家で生活が営めるように。

こうして、揃えていくと結構な量になりました。
4箱分、押し入れのすみに入れてあります。
そして、毎年お盆の時期に点検しています。

なぜ、お盆?かというと、
それは9月1日が防災の日だからです。
防災の日があるということは、
この日にテレビでは特集が組まれ
店頭にはグッズが並び目に付きやすくなります。
だからこの日までに、点検を済ませておきたい。
だから、8月15日あたりはちょうどいい。
そんな気持ちで、お盆にしています。

毎年点検するので、賞味期限が近いものは
この期間に、食べてしまいます。
ちょうど、夏休みもあり、缶詰で昼食を
すませて楽ちんでもあります。
ここで不評だったら、次は別のものを
選択するようにしています。
こうやって、毎年のお約束にしてあるので
賞味期限切れでゴミになることはありません。
一石二鳥♪

日本でできること

日本は、地震大国。
もうそれは、逃れられられません。
一部の人が人工地震と言っているのも
耳にしますが、たとえそうだとしても
地面が揺れることには変わりありません。

だとしたら、やれることはこれだけ。
できるだけの準備と、
起きてからの対処を冷静にすること。

最終的には、臨機応変さ

地震を止めることは、誰にもできません。
自然災害はそういうものです。
私たちは、大きな力になすすべもありません。

夫の祖母は、伊勢湾台風に実際あったそうです。
小さな自宅が吹き飛ばされそうな風で
怖くて、でも3人の子どもたちを守るため
祖母は、必死で床の畳をひっぺがし
窓をおさえていたそうです。
後ろには「こわい、こわい。」と泣く
3人の子を抱えながら。

私は、大学で伊勢湾台風の後に保育士になった
先生に教鞭をとってもらったことがあります。
すべてをもっていかれた名古屋市港区まで
東京からやってきた河本先生。
建物がないから、青空紙芝居をひっさげて、
無我夢中で保育をしてきた体験談を聞きました。

何か大きな事が起こっても、
日本は、再生する力をもっています。
それには、いろいろな人たちの努力があります。
そこに感謝と、尊敬の念がうまれます。

ずっと紡がれてきた物語。
そういう話を聞きながら、
「もしも○○があったなら、私もこれまでの
人たちと同じような強い背中を見せたい。」
子どもの前ではかっこいい姿を。
そう思います。

まぁ、実際起きたらパニックかもしれません(笑)
でも、少しだけ予測しておくと気休めにはなります。

こんな話が誰かの役に立つかは
わかりませんが、これが
我が家流の「#もしもの備え」のお話です。

読んで頂きありがとうございました。

#もしもの備え


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