お金の基礎体力をつける5つの法則③「お金と〇〇について知ろう」
3つ目の法則は、
お金と感情について知ることです。
『お金と感情って、何か関係があるの?』
と思われるかも知れません。
実は、
大きな関係があります。
僕たちは、感情に左右されながら、
お金と付き合っているのです。
例えば、
マイホームを買いたい、
と思ったとしましょう。
その時に、
周りの家に比べて、
極端に小さい家、極端に大きな家を、
買おうとはしないのです。
本当は、
自分が小さな家でよかったとしても、
あるいは、
大きな家が欲しかったとしても、
周りと比較して、
同じくらいか、
少し大きな家を選んでしまうのが、
人間の行動なのです。
これは「行動経済学」と呼ばれ、
アメリカなどで研究されていて、
2017年に、
シカゴ大学のリチャード・セイラー教授が、
ノーベル経済学賞を受賞しています。
周りと比較してしまうものは、
家以外にも、
こどもの学校、給料、地位、車、装飾品など
があります。
このようなものは、
「地位財」と呼ばれ、
手に入れた時は、すごく幸せな気持ちになりますが、
その幸せは長く続かず、
もっともっと手に入れたいという感情が芽生え、
いつまで経っても、
本当の幸せを感じることができない、
という実験結果があるそうです。
周りと比較しながら、
お金の付き合い方をしてしまうと、
思わぬ出費をしてしまったり、
本当に欲しいものではないので、
買ってから後悔する、
ということがあります。
周りとの比較で感情に左右されることなく、
自分が欲しいものをしっかりと理解して、
『自分のものさしを持って、お金と付き合いをしていく』
ことが、
メンタル面での、お金の基礎体力をつけることに繋がります。
メンタル面での、お金の基礎体力をつけることも、
とても大事な要素になります☆
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