見出し画像

「あれもこれも」と欲張っていい😊

 「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉があります。とても有名な言葉ですね。同時に2つのことをしようとしても両方とも成功しないということです。しかし本当でしょうか❓

 今日のテーマは、
「自分の可能性を狭めないで」です🤗

 自分の可能性を狭めてしまうきかっけはいくつかあります。例えば、まわりの人から「二兎を追う者は一兎をも得ず」と言われると、「そっか、一つに絞らないと成功しないのか😢」と思うものです。それがご両親や先生などからのアドバイスとなればなおさらです。そうせざるを得ない状況になってしまいます。
 他にもこういう例もあるでしょう。自分の中でやることがいっぱいになった時「もうこれ以上できないよ〜! 無理だよ〜😫」と思います。今日も明日も明後日も寝る暇もないほどやることがたくさんあると、もうこれは大変ですね。確かに1つに絞りたくなります。

 しかし、本当に「二兎を追う者は一兎をも得ず」なのでしょうか?🤔

 みなさんはご存知ですか? 二兎どころか同時に4つほどのものを追いかけている成功者の存在を‼️
 アメリカの有名な起業家であるイーロン・マスク氏は、電気自動車のテスラ🚘、ロケット開発会社のスペースX🚀、脳にチップを埋め込む仕組みを開発するニューラリンク🧠、そして渋滞解消のために地下に穴を堀りトンネルを作るボーリングカンパニー🕳を経営しています。どれもこれもスゴい会社ばかりです。ここではテスラとスペースXについて少し解説しましょう。
 テスラ🚘は、電気自動車の会社です。今や(執筆時点)時価総額ベースでトヨタに次ぐ自動車業界世界第2位まで成長しました。「電気自動車と言えばテスラ」というくらい世界で有名です。スピードはスポーツカーと変わりません。また、自動運転技術にも力が入っており、日本の技術をはるかに超えています。更に同社の初代ロードスターは、スターマンというドライバー(人形)により宇宙空間をドライブしていることでも有名です。
 そして、スペースX🚀は、ロケットを製造し打ち上げている会社です。民間企業初の国際宇宙ステーションへの有人飛行を行う企業としてNASAに選ばれ、現在準備を進めています。また、将来は火星への移住を目指し、スターシップという大型ロケットを開発しています。更に、ロケットの再利用を行っており、宇宙に打ち上げられたブースターやフェアリングを地球に回収し、次の打ち上げの際に利用しています。他にも地球の周りに衛星を張り巡らせるコンステレーション計画「スターリンク 」も進めています。1回で60基の衛星を打ち上げています。
 つまり、「自動車会社🚘の社長が火星移住を目指すロケット🚀会社の社長でもある🧐」ということです。驚きではないでしょうか。日本にもたくさんの自動車会社があるので、イメージしてみるとわかりやすいかもしれませんね。テスラとスペースXの2社だけでもスゴいのに、更にビジネスを展開しているというわけです。

 世界にはイーロン・マスク氏のように複数の事業を成功させている人がいます。例えば、ジェフ・ベゾス氏といえば、「アマゾンの創業者だね!」と思うのではないでしょうか。実はジェフ・ベゾス氏もアマゾンのみならずロケット開発会社を設立しています🔎

 「二兎を追う」からこそ、つまり複数のビジネスを同時に行うからこその相乗効果も生まれています。それぞれのビジネスで蓄積されたノウハウの活用は言うまでもないでしょう。さらにこのようなこともあります。先日テスラ社より発表されたサイバートラックは、将来火星仕様が登場するそうです。このように同時に行うことで、新たなビジネスが展開できます。もし、他の自動車会社の社長が「火星用の車を作りました」と言ったら、「この人は何を言っているの?」と思われるでしょう。しかし、イーロン・マスク氏が言ったら説得力がありますね😊

 このように複数のことを同時に行って成功している人はいます。みなさんも自分の可能性を狭めず、やりたいことに挑戦してください。💪

*本原稿は2020年2月現在時点の情報をもとに執筆しています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?