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エッセイ(長瀬正子)

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気持ちを言葉に ~2023年度第1回O.L.C講座を実施しました

気持ちを言葉に ~2023年度第1回O.L.C講座を実施しました

大変ご報告が遅くなりましたが、
講座「子どもの声を聴くわたしになる」の第1回目のご報告です。

4月8日(土)午前中に第1回目の講座
「気持ちを言葉に ~絵本で語ろう、子どもの権利」を実施しました。
新年度が始まった1週目の週末であるにもかかわらず、遠くから近くから20名の方がお越しくださいました。
みなさん、子どもの権利への熱い思いをもつ方たちばかり…
とにかく出会いの場と語り合う場と、そこでの

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佛教大学O.L.Cで4月から子どもの権利を学ぶ講座が始まります!

佛教大学O.L.Cで4月から子どもの権利を学ぶ講座が始まります!

4月から佛教大学オープンラーニングセンター(通称O.L.C)で子どもの権利を学ぶ半年間の講座が始まります。

今回より、対面とハイフレックスが併用となるので遠方の方も講座の雰囲気を知りつつ、学んでもらえる機会にできたらと思っています。
(ハイフレックスは5月13日(土)、7月8日(土)、8月5日(土)です。オンデマンド配信もあります。)
申し込みは3月23日(木)10時スタートです。1回目は4月8

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第19回 佛教大学学術賞受賞

第19回 佛教大学学術賞受賞

この度、私長瀬正子は、第19回佛教大学学術賞をいただきました。『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』(長瀬 正子 文・momo 絵、ひだまり舎、2021年)の出版に対していただいたものです。

学術賞は、学術の振興をもって社会に貢献し、かつ研究者として模範となるべき者に対して贈呈される賞で、先月の10月22日の創立式典にて授与していただきました。

大切な賞を、私たちの作品にお贈

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改めて、国連声明を読みかえす

改めて、国連声明を読みかえす

ちょうど2年前のこどもの日。
コロナ下に出された国連声明のかんたんな日本語訳を長瀬のブログ「ちいさなとびら」で発表したのでした。

コロナとともにある日々もずいぶん日常になりました。
少しずつ以前にような日常が戻ってきたかのような
気持ちになります。

そんな時期ですが、『きかせてあなたのきもち~子どもの権利ってしってる?』の巻末のかんたんな日本語訳をどなたでもダウンロードできる形で準備しました。

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桃山学院大学の学生さんたちが、学習活動案を考えてくれました!

桃山学院大学の学生さんたちが、学習活動案を考えてくれました!

とても素敵な企画に参加させてもらいました。
桃山学院大学の金澤ますみさんの授業「スクールソーシャルワーク演習」で、学生さんたちが『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』を活用して子どもの権利を伝える学習活動案を考えてくれました。

グループは2つあって、2つのパターンの活動案をZOOMにて聴講させてもらいました。こんな感じです。

1つ目のグループは、コロナで我慢していたことを共有す

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2021冬に出版される本たち

2021冬に出版される本たち

おはようございます。
『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』は、ふんわりと舞い降りた、でも、ものすごいスピード感で出版されました(それはほんとうに私以外のみなさまのお力が大きいです)。でも、多くの本たちというのは、長い時間をかけてつくられます。

友人たちとの対話や、長年続いてきた研究会の成果が、この冬に2冊の本となって発刊されます。『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしって

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学びのイメージを更新する

学びのイメージを更新する

秋深まる10月31日の総選挙の日、梟文庫の西尾美里さんと一緒に下記のようなオンラインイベントを企画しました。

こちらは、梟文庫の世話人西尾さんのnote記事。
https://note.com/misatowl/n/nf19ec80d7136

摩耶さんのお話を3つのステージに分けて、お聞きしました。
①きのくにこどもの村での経験(小学校から高校まできのくに育ち!)、②公立中学校教員として働く、

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学生とワークを楽しんでいます。

学生とワークを楽しんでいます。

大学の授業が始まりました。1年生と4年生のゼミを担当しています。せっかくなので、『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』のワークブックを使ってみようと思いました。

最初は4年生。はじめのページ(下の写真参照)の気もちをきいてみると、「こわい」「さみしい」などの気もちを教えてくれました。就活や実習や、予定変更もいっぱいあって、気もちの調整が大変なんだなあと思いました。

そんなネガテ

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活動報告(IFCA)ケアリーバー全国調査

社会的養護の当事者参画をすすめる団体のIFCAの若者とともに、作者の長瀬が登壇したイベントの報告がアップされました。当日のスライドもご覧いただけます。

ケアリーバー全国調査から浮かぶ社会的養護の当事者の生活実態について、子どもの権利条約の一般原則からとらえると何が言えるのか、という点を考えてみました。

2021年7月10日(土)14時30分~16時30分、第17回子どもの貧困対策情報交換会「社

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イングランドの子どもコミッショナーによる児童生徒向け学校復帰ガイド

イングランド(英国)では、9月3日、新年度の始まりにあたって学校復帰に関する子ども向けのガイドを発表されたそうです。国連声明を日本語訳にされた平野裕二さんの記事をシェアさせていただきます。

ガイドでは、まず〈みなさんは、この18か月間のさまざまな変化に対処するというすばらしい取り組みをなしとげました。……〉というねぎらいからスタートするそう。子どもの気持ちを書くページもあるそうです。

最後に私

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My Voice, My Life

My Voice, My Life

社会的養護の当事者参画を推進する団体IFCA(International Foster Care Alliance)で一緒に活動しているこっぺさんが、インスタグラムにて絵本を紹介くださいました。

一緒に載っている『月刊福祉』には、社会的養護の当事者の語り(My Voice,My Life)という当事者の方のライフストーリーをインタビュー記事にした5年目の連載のコーナーがあります。私もインタビュア

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「ちいさなとびら」から『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』へ

「ちいさなとびら」から『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』へ

クラウドファンディング終了まであとわずかになりました。
連日、応援してくださってありがとうございます。

活動報告は、これからも更新していきますので、本の完成まで楽しみにしていただけたら
嬉しく思います。

『子どもの権利ノート』の研究を始めてから
いつか行ってみたい場所がありました。
カナダのトロント市です!

『子どもの権利ノート』や、
社会的養護の当事者グループCVV(Children’s

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社会的養護で育つ子どもとの出会い

クラウドファンディング、40%達成しました。
たくさんの応援ありがとうございます。

実は、テキスト作業も大詰めで、仕事も大詰めで、
忙しい日々を過ごしています。

そうしたなか、気づけば120人もの方が応援してくれています…!
なんだかすごいなあってしみじみします。

ありがとうございます。

大学3年生から子どもの権利を自分事として学び始めたわたし。
特に権利条約の第12条に関心がありました。

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講演に行ってきました!(長瀬正子)

クラウドファンディング、20%達成しました。
たくさんのご支援、心より感謝申し上げます。

そして、いつも活動報告を読んでくださり、ありがとうございます!
私たち作者チームも、いつも作品をつくりながら気持ちを共有しているのですが、それでも基本作品の話で終始するので、ああこんな気持ちでお仕事されていたんだな、って活動報告を読んで気づかされます。

さて、今日は、長瀬がいろいろな場所に子どもの権利をお

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