東洋医学的、夏の過ごし方!〜前編
最近は春と秋が短い傾向にありますが、日本は四季の変化に富んだ国です。
その季節ごとの自然や食を楽しむことができる。これってとても楽しく幸せなこと・・・そして、せっかくならそれをしっかり感じていたいものですよね。そしてこういった時に役立てていただきたいのが、東洋医学の基本的な考え方でもあります。
季節の捉え方と、過ごし方について、きっと参考になる・・・そう思い、今日から2度に渡ってお話をさせていただきますね。
■まず、季節そのものについての捉え方。
二十四節気という言葉をご存じの方も多いと思います。春夏秋冬の四季をそれぞれ6つに区分したものです。
ほぉ〜、そんなものがあったんだ。と思われるかもしれませんが、『春分』とか『夏至』って言葉は、聞き覚えがありますよね?正にあれがこの二十四節気で言われているものです。実は身近ですよね〜♪
そして、これって実は養生の指標にもなるもので。この暦に応じてからだをケアしたり食べ物を意識することも、東洋医学ではとても大切にしています。
暦の上では立夏から立秋までが夏とよばれています。現在正に夏という季節に私たちは存在しており、そこに相応しい過ごし方をすることでからだのケアができる訳なんですね。
■夏のイメージ、自然
さてさて、皆様・・・夏という単語でイメージする景色ってどんなんですか?
私が思う夏の景色は、太陽がギラギラと元気よく、空は青く、何より暑い!
こんなんとか、
こんなんとか。。。
写真からもなんともいえないエネルギーが溢れてませんか?
自然界では陰陽が最も交わり、生命が躍動する気が満ち溢れてくる季節です。
■その一方で、からだで起きているのは・・・
その一方で、満ち溢れてくるエネルギーを発散したくなったりもします。
尚且つ、熱のせいで頭に血が上りやすくなってくるのでイラッとしやすくなっています。
そう春のイライラとはちょっと違う。『イラっ!!!!(割と強めの語気笑)』なのです。熱で怒りがボンっと炸裂するイメージかな。(この違い伝わってくれること希望します。)この時期は、身体に熱がこもらないようにしっかり汗をかきたいものです。何故なら汗をかくことで体温の調節をしているからです。発汗って、天然のクーラーになる訳ですね。
■そしてご注意・・・!!
ついつい、冷たいものを飲み過ぎる傾向がありますが・・・これはほどほどに!
氷ガンガンいれた飲み物を取りすぎると夏バテの原因になります。消化機能が低下してしまうので気を付けましょう。
そして、過ごし方のポイントとして・・・
・冷房の風で首や関節周りを冷やさない
・外出の際には太陽光線避けにサングラスを
・水分補給はゆっくりと少しづつ
これら三原則もお忘れなく。
という、夏の過ごし方のポイントなどを今日はお伝えしました。
次回は運動や食材についてのお話をさせていただきますね♪
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