見出し画像

在庫管理の方法を知って食材発注をスムーズに行う

こんにちは!こどもSHOKUデザイン(@kodomo_shoku)です。

給食を提供するための1つとして、発注業務があります。
「発注」と一言で言っても、食材発注だけを行えば良いわけではありません。

適切な使用量の調整や在庫管理、原価計算など細やかな対応が必要になってきます。

発注では必要な食材を発注しますが、在庫も確認しながら調整をして発注をします。

今回は、そんな在庫管理の方法についてお伝えします。

在庫管理とは?

在庫管理について簡単にお伝えすると、食品庫などで保存できる(備蓄できる)食材を管理していくことを指します。

発注する食材は、大まかに下記のように分けられます。

■ 穀類
 「米」「パン」「麺」など

■ 生鮮食品
 「肉」「魚」「卵」「加工食品」「野菜」「いも類」「きのこ類」「果物」「乳類」など

■ 乾物
 「海藻類」「大豆」など

■ その他
 「調味料」「油脂類(サラダ油)」「ジャム」「菓子類」「フルーツ缶」など

「生鮮食品」に関しては、食中毒の観点からも毎日納品されるように調整し、その日のうちに使い切る必要があります。

生鮮食品以外の「穀類」や「乾物」「その他」に関しては、

・食品庫で比較的長期保存ができる
・使用量が少ないまたは調整ができる
・非常食などでローリングストックができる

などの理由からまとめて発注を行い、在庫として管理・利用していくことができます。

例えば、米は毎日の調理現場でも調整がしやすい食材です。

野菜などは納品されてしまってから調整することはできないですが、米は当日の食数を確認した上で、必要量だけを炊くことができます。

・毎日の使用量に増減がある
・10kg単位の方が安い場合がある

このような状況があるので、毎日発注するのではなく、在庫品として管理していくことで、使用量に無駄がなく金銭的にも損失がありません。

在庫管理を上手く利用することによって、効率的に使用量の調整が進められます。

在庫管理の注意点

在庫管理は保存できる食材を保管していくことにはなりますが、注意点があるので、お伝えしていきます。

ここから先は

1,650字 / 1画像

¥ 300

よろしければサポートいただけると励みになります! 少しでも多くの栄養士さんに記事が届くようにがんばります。 いただいたサポートは活動費として使わせていただきます!