こどもなんでもそうだん

子どもやご家族の、いろいろな相談への対応をしてます。

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最近の記事

こどもの気持ちになってみる⑤

全国的に、不登校のこどもの人数が増えている状況があります。 こどもに、「どうして学校に行けないの?」と、不登校の理由を聞いても、たぶん、返事は返ってこないと思います。 不登校の理由は、1つではなく、複合的なことが多いですし、こどもは、自分の心の中を、言葉で表すことが十分にはできないため、こどもは、「わからない…」と答えることが多いためです。 大人は、普通、「学校に登校してもらいたい」と思っているものなので、「どうして学校に行けないの?」と聞きたくなる気持ちは、よくわかり

    • こどもの気持ちになってみる④

      2~3回、こどもと、おしゃべりをしたあと、「学校の登校」の話をしてみます。 「自分の教室に入るのを嫌がる子」は多いので、それをOKにする。 「友達に見られるのを嫌がる子」も多いので、それもOKにする。 「なかなか1人で学校に入るのは難しい子」も多いので、生徒玄関前で待ち合わせをして、一緒に学校に入るようにする。 最初は、学校の滞在時間を「1時間」程度にし、別室で過ごすようにする。 学校に行きづらくなっている状況のこどもでも、こまかく聞いてみると、すべてを嫌がる子は、

      • こどもの気持ちになってみる③

        こどもたちに「好きなアニメやマンガは、なあに?」と聞くと、「スパイファミリー」など、多種多様な答えが返ってきます。 「どんなアニメなの?」と質問してみると、こどもたちは、懇切丁寧におしえてくれます(笑) その日の夜、Netflixで、とりあえず1話だけ、見てみます。(意外に面白くて、止まらなくなることも…笑) 次の日、「スパイファミリー、一気見しちゃったよ…笑」と言ってみると、こどもたちは、うれしそうな顔をしてくれます。 意外と、そんなことが大事なのかもしれません。

        • こどもの気持ちになってみる②

          こどもたちに「家で、なにしてるの?」と聞くと、「YouTube 見てる!」という返事が返ってきます。 「どんな動画を見てるの?」と質問してみると、こどもたちは、懇切丁寧におしえてくれます(笑) その日の夜、スマホで、とりあえず YouTubeを見てみます。(どのチャンネルでもOK。ゲームの実況動画を見ると、なお良し) 次の日、「YouTubeを1回だけ、見てみた。マイクラって、面白いの?」と言ってみると、こどもたちは、また懇切丁寧におしえてくれます(笑) 意外と、そん

        こどもの気持ちになってみる⑤

          こどもの気持ちになってみる①

          こどもたちに「好きなゲームは、なあに?」と聞くと、「フォートナイト!」(無料のオンラインゲーム)という返事が返ってきます。 「どんなゲームなの?」と質問してみると、こどもたちは、懇切丁寧におしえてくれます(笑) その日の夜、プレステ4にゲームをダウンロードして、とりあえず1回、プレイしてみます。(うまくできなくてもOK。やってみることが大事) 次の日、「フォートナイトを1回だけ、やってみた。100位だった。すごい?」と言ってみると、(100位はビリですので)こどもたちは

          こどもの気持ちになってみる①