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月齢の脳の変化

朝の起床観察でレム睡眠とノンレム睡眠の繰り返しを観察できました。ノンレムとレムの波が本当にだんだん短くなていくんだなと。睡眠の変化は脳の変化なのかなと思ったので、今日は少し調べたことを紹介します。
ついでですが、朝の起床観察の結果は最後に載せておきます。

1. 眠りの変化は脳の変化か?

生後2ヶ月目頃から昼間は2〜3時間ごとに30分程度寝ていたのが、生後80日した先日は2日ほどリズムが変わって20〜40分ごとに寝て起きる起きて寝るを日中に繰り返す。夜の睡眠時間も6〜8時間と長くなった。

個々の赤ちゃんで寝るリズムは違うのでなんとも言えないですが、今は脳の後頭葉(視覚野)や側頭葉(聴覚野)などのシナプス密度が急速に高まる時期(生後1ヶ月〜4ヶ月、その後8ヶ月頃まで上昇)、起床してる間の刺激を膨大に処理するようになる?のでそれと関係あるのかなと思ったら、日中の睡眠リズムは元に戻った。ただ夜中の睡眠時間は長くなったままなので、こちらも夜に寝れるので楽になったなと。

2. 睡眠時の脳の変化(0ヶ月児、3ヶ月児、6ヶ月児)

理化学研究所脳科学総合研究センターの「脳の機能発達と学習メカニズムの解明」という研究があるのですが、以下に睡眠時の0ヶ月児、3ヶ月児、6ヶ月児の脳の活動変化についての記載を一部抜粋します。
※リンク先の図1と図2で変化の凄さがわかるので是非見てください。

脳の部位ごとの特徴を捉えるために、前頭葉・側頭葉・頭頂葉・後頭葉から代表的な計測チャンネルを選び、その場所と他の計測チャンネルすべてとの相関係数を調べて、高い相関を示した組み合わせを線で結びました(図1D)。
新生児では前頭葉で多くの線(脳活動に0.5以上の相関関係がある部位に引いた)が引かれているものの、側頭葉・頭頂葉・後頭葉では近くの場所にのみ線が伸びています。
これに対して3ヵ月児では、側頭葉・頭頂葉・後頭葉で左右反対側(左半球から右半球、右半球から左半球)の対称な位置に当たる部位(相同部位)へ線が伸びています。
6ヵ月児ではこの傾向が強まるとともに、同側(左半球から左半球、右半球から右半球)の間での線も増えています。このように月齢とともに、領域間の関係性が変化していくことが明らかになりました。

睡眠時の脳の活動を計測しているという点で面白いですね。
やっぱり思考や意思をつかさどる前頭葉の発達は後なんだなと。視覚に関する後頭葉、聴覚や記憶に関する側頭葉、空間把握に関する頭頂葉のシナプス密度やその活動が活発化していく。外部刺激からの自己認識と外界認識がまずついていくことが感慨深いです。

3. 朝の起床観察の結果

夜中のミルクの後、なかなか寝れずでしたが朝方に子どもがジタバタしだしたことに気づいて観察することができましたw

午前4時20分:レム睡眠
4〜5分毎に1〜2分程度、脚をジタバタ、腕を振り上げ、身をひねるを繰り返す。たまにうっすら笑う(笑)。最後は指をチュパチュパと吸って満足したのか、またノンレム睡眠へ移行。

午前5時:ノンレム睡眠
体を動かすこともなくすやすやと寝る。

午前5時20分:レム睡眠
またレム睡眠へ。「っん」とか「うぅ」と声が漏れ出す。目を薄く開けるので目線が合うが閉じてしまう。しばらくジタバタ。

午前5時35分:
ぼ〜っとした感じだが目が開いて空を見る。目が会うと顔がパッと笑顔になって起床。

苦しそうだったり泣きそうになって起きることが多いので、笑顔の起床が多いと嬉しいなぁと。夢で?苦しくなる前に起こしてあげたいと最近思うようになりました。実際、吾子の場合は話しかけて起こすと気持ちよく起きてくれます(^^)


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