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自分の内側を分ける「壁」がまだある

現在の私は、無事大人になって
「そこそこにはコミュニケーション力が高い」「聴き上手だ」
と言われるようになった。

コミュニケーション分野も、聴く分野も
上には上がいるのは重々承知している。

が、
ひとまず、仕事や生活では
つつがなく人と関われるようになった。
相談を受けることも多いし、それで感謝されることもある領域には持ってきている。

それでも、私の内側には
幼い頃の人見知りで怯えて
母の腕の中で隠れて泣いていた子が居るんだな。

と改めて、思い出している。

今でも、初めて会う人は怖い。緊張する。
話題が続くだろうか。
いじめられたらどうしよう。

もう、大人になったし
幼い頃のように仲間外れにされることもない。

それは頭でわかってるけれど
自分の内側には「人見知りのよしこちゃん」が
怯えて泣き顔でいる。

そして、その幼い私は
それほどまでに人と安心して
深くコミュニケーションを交わしたい願いがあるんだな。


人と深く関わって関係が
喉の奥から手が出るほど欲しいのに
同時に拒絶してしまう、それを怯えてる自分がいる。

自分を安心な壁の中に引きこもらせていたい

外側と 内側を 壁で分けたい私がいるのだなあ。

そんなことに気づいて、
ちょっとその「壁」と仲良くしようとしてる。

気づいたら、それは卒業の合図。