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2022年春大曲花火大会

過去と今をつなぐ花火が大曲にはあった。
それは全人類に対しての希望でもあり、
世界への宣戦布告にも感じた。

2020年春、約3年ぶりに、行われた春の大曲花火大会。1時間で約8,000発打ち上がる。
タイトルは日本煙火芸術協会60周年記念だそうだ。

タイトル通り、花火の進行も過去から今にかけての歴史的な表現の仕方を曲に乗せて発射された。

それがもうね。涙で花火が滲むくらいに綺麗だったよ。

江戸時代から続く日本花火の原型。オレンジ一色で彩られた花火から、縦にゆらゆらと残り続ける最新の花火。

コンピューターで設計された、音に綺麗に合わせる花火。そして何より音楽のコンセプトと、伝えたい想い、花火の表現の3つを掛け合わせたフィナーレの花火は圧巻だった。

初めの曲はwake me up その次にアニメの曲っぽいの最後にstand out fit in。
完全に再始動。

コロナ禍で何もできなかった日本人に向けて、起きろと。その次に輝けって。

メッセージ性の強い選曲だったと思う。
過去から表現したのも、昔から花火を見て日本人は心を癒し、前を向き、頑張ってきた。
そんな歴史を振り返りながら見る花火に、想いを存分に感じた。

多分この選曲も海外の人でもわかる、アーティストの起用。そして日本ならではの花火表現を伝えたかったんじゃないかな。

日本はこれからも前を向いて、幸せを追い求める。
そんな覚悟を花火から感じた。


エンターテイメントは
感動は

過去から共感を生み、
今の自分に言い聞かせて、
未来に期待する。

頑張ってきた証を続けていく覚悟を
花火という表現方法で
伝えていた。

楽しかったな〜。
コロナは終わるし、
日本人はこれから芸術の最先端を走って
全世界に分からせる時代が来たと思うね。

芸術時代の到来だ。

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