【開業_備品について_第1回】紙の名刺
独立開業にあたって購入した備品類をご紹介していく、というシリーズです(不定期)。
第1回は紙の名刺です。
■紙の名刺の現状
現在はデジタル化が進んでおり、名刺を作成しない方もいらっしゃると思います。
こちらは「コロナ禍における名刺文化に関する意識調査」という記事です。sansanが2021年に調査を行なった様です。
その調査の中に、以下の様な記載がありました。
また、今後紙の名刺文化がなくなると思うかという質問に対し、「とてもそう思う(12.8%)」、「ややそう思う(33.6%)」の合計で46.4%の人が今後紙の名刺文化はなくなると回答しました。
「とてもそう思う」「ややそう思う」の回答の合計を世代別に見ると、20代が64.2%と圧倒的に多く、一方で60代では20.0%と低水準になっていました。「リモートネイティブ」という言葉も生まれる中、紙の名刺文化への認識について、世代間にギャップが生じていることが分かりました。(n=1,050、単数回答)
20代に至っては6割が紙の名刺文化が無くなる、と回答しています。世代交代によって、紙の名刺が完全に無くなってしまうかもしれませんね。
■紙の名刺を作った理由
ではそんな中で、なぜ紙の名刺を作ったのか。
2つの理由があります。
1.素晴らしい書道家が近くにいたから。
突然何を言い出すんだ、と疑問に思われる方がほとんどだと思いますので、ご説明します。
この書道家の正体は私の母です。
母は幼少期から始めた書道を今でも続けており、師範の資格も保有しています。
また、小規模ではありますが、その腕を活かして書に関する仕事もしています。正に字に関するプロフェッショナルです。
母の書く字は柔らかいながらも、力強い存在感がある字です。
経営者(特に男性)に気に入られる字、と本人は話しています。
私は小さい頃から母の書く字を見てきており、大変気に入っています。
この素晴らしい字を名刺に使わない手はないな、と考えました。
これが第1の理由です。
2.対面でお会いした方に覚えてもらうため。
効率性の観点から、多くの場合、名刺はWord等のソフトに文字を打ち込んで、それをそのまま印刷して名刺を作成します。
ただ、上記の様な名刺を作ったとしても、受け取っていただいた方の印象に残るだろうか。せっかく独立開業したのだから、必要最低限の情報は載せつつ、オリジナリティあふれる名刺にしたいな、と思いました。
そうだ、書道家が書いた字を載せた紙の名刺をお渡しすれば、少しは覚えていただけるのではないだろうか。書道家が紙に書いてくれたものをスキャンして印刷すればインパクトがある名刺ができるのではないか、と私は考えました。
これが第2の理由です。
■紙の名刺
さて、私の名刺は表面と裏面で構成されており、それぞれ以下の情報を載せています。
・表面:資格名と名前
・裏面:メールアドレス、QAコード(HPへアクセスできるもの)
このうち、表面(資格名と名前)を母に書いてもらいました。
下記の画像が紙の名刺をスキャンしたものです(裏面は実際にお渡しした時に確認してみてください)。
非常に気に入っています。
名刺の印刷はPristaさんにお願いしました。
印刷用紙は「両面しこくてんれい」を選びました。
紙の種類が非常に豊富だったので、紙のサンプルを取り寄せ、イメージに合うものを選びました。やはりサンプルを取り寄せて実際に見てみるのは大事なことだな、と感じました。
また、16:00までに入稿すれば当日に出荷してくれます。
翌日には到着するので、非常に助かります。
■さいごに
この字を書いてくれた書道家(母)が開設しているInstagramをご紹介し、結びにしたいと思います。
下記リンクからアクセスし、作品を見てみてください。
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