見出し画像

ネガティブ要素もチャンスに成りうる

パンデミックや災害など未曽有の事態となったとき、経済活動まで影響が及ぶことが多く、不謹慎かもしれないけど状況によっては恩恵を受ける業界もあれば、ダメージを受ける業界もあります。例えば2011年の3.11震災時には漁業や農家など一次産業に携わる業界は大ダメージを受け、建設業や土木業はその後の復興活動により恩恵を受けた業界であることは紛れもない事実。2020年3月現在は世界的なパンデミックによって飲食業界やイベント業界、観光業界は大ダメージを受けている一方で、事実確認はしていませんが、オンラインビジネス業界は恩恵を受けていることでしょう。ここで大事なのは、業界がどうとかではなく、その時の状況に合わせて柔軟に対応していくしかないという事です。

同じ業界でも明暗が分かれる

パンデミックや災害など未曽有の事態となったとき、経済活動まで影響が及ぶことが多く、不謹慎かもしれないけど状況によっては恩恵を受ける業界もあれば、ダメージを受ける業界もあります。例えば2011年の3.11震災時には漁業や農家など一次産業に携わる業界は大ダメージを受け、建設業や土木業はその後の復興活動により恩恵を受けた業界であることは紛れもない事実。2020年3月現在は世界的なパンデミックによって飲食業界やイベント業界、観光業界は大ダメージを受けている一方で、事実確認はしていませんが、オンラインビジネス業界は恩恵を受けていることでしょう。ここで大事なのは、業界がどうとかではなく、その時の状況に合わせて柔軟に対応していくしかないという事です。


同じニーズでも手法によって明暗が分かれる

突然の非常事態や時代の変化によって今までの手法が通用しなくなることはよくあることです。例えば、音楽や映画などの家庭向け提供サービス業界。と、分かりにくい表現をしましたが、CDやDVDのレンタル業界です。ご存じのように音楽や映画を楽しむためにレンタル屋さんに行く必要はなくなりました。PCやスマホは当然として、テレビに音楽や映画の配信サービスによって、リビングから一歩も動くことなく好きな映画を鑑賞することができます。レンタル業界自体は衰退していますが、「手軽に音楽を聴く」「手軽に映画を観る」需要が落ちたわけではありません。CDやDVDなどの物理的な媒体を介さなくてもサービスを提供できる技術が発達浸透したからで、人間のニーズ自体は変わらないということになります。

ニーズ自体が減ったわけではない

パンデミックによってさまざまな自粛ムードがあり、店舗(施設・現地)誘客型のビジネスモデルは大打撃を受けています。とは言え、人間である以上、食事しないといけませんし、楽しみにしていたイベントも可能なら参加したいと思うのは当然です。「営業停止」「中止」「休校」というネガティブなワードが飛び交っていますが、需要自体がなくなったわけではなく、手段がないだけなのです。代替えの手段があるならそうしたいと思っている方はたくさんいます。

本当は需要がある

歓送迎会シーズンなので本当は送別会も、歓迎会もしたい人たちはたくさんいて、でも、感染防止のために自粛している。なんだか淋しいですよね。いつでもできる飲み会や毎年恒例の会ならまだしも、歓送迎会ってこの機会だけじゃないですか。子供の卒業式や入学式もそうです。心苦しいけど安全を第一に「自粛」「中止」するという0か100か判断をする前に今の時代だからこそできることだってあるはずです。

画面越しに乾杯したっていいじゃない

もちろん人が集まって「乾杯~!」ってした方が盛り上がるのは間違いないのですが、送別会というのは対象の方を労い送り出すという目的があります。それを果たすことができるなら何も「中止」ではなく、別の方法で送り出すことだってあるはずです。誰もがスマホやPCを持っていて、テイクアウトサービスやデリバリーサービスも充実している時代です。家の近くから同じメニューをテイクアウト又はデリバリーしてもらい、同じ日時で画面越しに「WEB送別会」をしてもいいわけです。こういう状況ですから、誰も文句を言う人はいないのではないでしょうか。しかも、同じメニューを食べている訳ですから「この○○美味しいね!」とか言えるわけですよ。「中止」して送る側も送られる側もお互いモヤモヤしているよりよっぽど良い。

また、飲食サービス業側も新たな需要を開拓できます。お店の人員を最小限にして、デリバリーに力を入れてもいいし、そもそも居酒屋の新店舗として「WEB○○店」というオンラインサービスも展開できるかもしれない。詳しい中身はさておき、今よりレバレッジの効いたモデルが出来上がります。

これからはVR時代になるのかもしれない

別に予言をしたいわけでもにけれど、ソフトバンクも5Gサービスが始まるようですし、VRも手頃になってきて、リアルとバーチャルの区別が良く分からない時代になっていくと思っています。企業によってはリモートワークを推奨しているところも増え、実際WEBで飲み会を開いている企業もすでにあります。そしたら、今までは想像もしなかったオンライン飲食サービスも出てきて当たり前ですし、学校やイベント自体も「疑似体験」できることになります。もし、疑似体験が当たり前になったら、大きい建物自体が必要なくなったり、移動をしなくてもニーズが満たされるなら、サービスの在り方も色々ひっくり返ることだってある。どうなるか分からないけれど、ピンチはチャンスとよく言うように、臨機応変に対応できる、常に時代に合わせて変化できる体質になっていることが重要です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?