反ワクチン派に潜む脱成長論
本日CDC(Centers for Disease Control and Prevention)が発表したニュースによると、妊婦さんがワクチンを打つと、生まれた子供(6歳まで)がコロナに罹る確率が約60%減るらしい。というのも、ワクチンで取得した免疫が胎盤を経由してお腹の中の胎児へも移るというのだ。現在アメリカでは6歳からしかワクチンを打てないので妊娠中の母親、またはこれから妊娠する人なんかはワクチンを打つことをお勧めする。
現在コロナで入院している6歳未満の子供の8割は親がワクチン接種をしていないのだそう。そもそもなぜしないのか不思議なのだが、多分妊婦さん的にはまだ開発されて間もないものを体の中に取り入れるのに抵抗があるのだろう。
同じくようにカナダでは、同国との国境を超えるアメリカ人ドライバーに対してワクチン接種が義務付けられたことに反発騒動が起きている。非常に悲しい出来事だ。そもそも世に出るワクチンは様々な研究がされ、安全でなければCDCに承認されずに世の中に出回らないはず、コロナワクチンは怖いけどインフルエンザワクチンは打つし、飲み薬は飲む。なんて感情的かつ非論理的なのだろう。
多分反ワクチン思想というのは、地球温暖化などにもでてくる脱成長が根本にあると思う。しかし経済成長なしでは事態は良くならないのは過去の統計データを見れば明らかだ。まずは人々の活動がより自由になるようにワクチンを打つべきだと思う。
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