”親への批判的な考え”に猫のおばさんからのアドバイスは? こずえのmag 2022年12月16日 20:00 前回はそれでも、親には「産んでくれてありがとう」と思うべきなのでしょうか?とUさんからのご相談が寄せられました猫のおばさんからはこんなアドバイズが届きました これは……ほんとうに難しい問題ですね。 経済的な問題は、まさに「現実」であり、“気の持ちよう”だけで解決するものではないのでしょう。 学生時代のUさんは、お母様のご苦労を察して、奨学金の半分余りを家計費に差し出していました。それは、奨学金の本来の使い道ではなかったにせよ、お母様は、日々の家計費の足しに、それに頼ってしまわれたのだと思います。そういう話を耳にすることは、決して珍しいことではありません。 もし現在、Uさんに有り余るほどの収入があれば、この話は「親孝行の美談」で終わったかもしれません。しかし現実には、奨学金の返済が、Uさんの家計にとって「重荷」となっていて、そこで初めてUさんはお母様の在り方に疑問を感じられたわけですね。 インターネット上で読む経済的な相談では、住宅ローン、子どもの教育費、老後の生活資金が、一般的な家庭の「三大経済課題」となっています。そのうえさらに「老親介護」の問題が加わると、事態はさらに深刻になります。ネット上の相談を読んで私が“発見”したのは、「老親介護の費用は、老親世帯の経済力の範囲で行う」のが原則だということです。そうしなければ、老親は子どもに依存し、子ども世帯の老後資金が破綻しかねないからだそうです。 老親にとっては、心外な話かもしれませんが……Uさんもまず、このような“原則”があることを、知っておいていただきたいと思います。 猫のおばさんアドバイス後半つづくUさんの子どもさんへの教育資金の積み立てに影響が及んでいる今とても深刻な問題ですね。「老親介護」の原則をお知りになった上でUさんのお考えになる「親に対する責任」にどう向き合えるでしょうか。次回、猫のおばさんのアドバイス後半もお待ちしましょう。~悩みごとメールはこちらでお預かりします~【moyamoyaアットマークkodachino.co.jp】アットマークは@にして送信してください ダウンロード copy #悩み相談 #心理カウンセラー #ハラスメント #もやもや #奨学金返済 #親の責任 #たかが・・・されど・・・ #もやもや相談室 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート