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母親に初めて批判的な考えが...

親に対するこんな感情を抱いているUさんからのご相談です

それでも、親には「産んでくれてありがとう」と思うべきなのでしょうか?

 私は30歳代の会社員男性です。現在、妻と子ども二人の家庭生活を送っています。妻もパートで働いています。
 私の実家は経済的に苦しかったので、大学に行くために、有利子の奨学金を借りました。その時、母親が『家計の足しに、もう少し… もう少し……』と頼んできて、借り入れ総額が1,000万円近くになってしまいました。
 実家の家計が苦しかったのは、父親の仕事がいつも不安定で、かなりの借金もあったからです。
 その当時は、苦労している母親を助けたいという気持から、奨学金の半分以上を家計費に回すことに、それほど抵抗はありませんでした。しかし、現在、私たち家族の住宅ローンの返済もあり、延々と奨学金の返済を続けなければならないことで、子どもの教育資金の積み立てが思うにまかせません。
 母親に対して、初めて、「親としてちょっと無責任だったんじゃない?」との批判的な考えが湧いています。
 あるとき、この思いを、お世話になり尊敬している会社の上司に漏らすと、その方からは――『親がどんな親であっても、子どもは「産んでくれてありがとう」という気持を忘れてはいけないよ』と諭されました。その言葉には、どこか違和感を覚えます。
 今後、親が後期高齢者になったりすると、また当然のように経済的援助を求められるかもしれません。そんな時、私はどのように考え、どのように対応すればよいのでしょうか? 親に対する責任と自分の子に対する責任の、どちらを優先すべきでしょうか?

家計の足しにしていた大学の奨学金の返済を続けながら
住宅ローンに教育資金にと、やりくりするのは、かなりのご苦労があることとお察しいたします。

「親に対する責任」と「子に対する責任」について
いったいどう考えればよいのか?

ご覧くださっている皆さんもそれぞれお考えがあることと思います。
猫のおばさんからのメッセージをいただくまで
一緒に考えてみましょうか。

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