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猫のおばさんもドキッとしちゃいました

お仕事柄、ささっと手慣れたご様子でいつものように
同窓生仲良しグループの世話係をつとめたRさんから困惑のご相談
猫のおばさんからこんなお返事が。。。

Rさんのご相談

 こういうお話を、最近、あちこちで耳にするようになりました。 もしかしたら、コロナ禍の下で、いろいろの“イベント”が激減し、皆が暇を持て余しがちになったことが背景に潜んでいるのではないでしょうか?
 恩師のお見舞いに際してのRさんの行動は、まことに合理的で、手際が良く、配慮が行き届いている、と私は敬服します。それなのに、お仲間のAさんとBさんから、自分たちが「参加できなかった」という不満が出たのですね。 彼女たちは、恩師にお見舞いを送るという目的以上に、その“イベント”に自分たちのか「出番」が欲しかったのではないかと思います。彼女たちの気持を、ちょっと想像してみましょうか。
 
 コロナ禍のもとで激減してしまった“イベント”。久しぶりに自分の「出番」が来たように思えたのに、有能なRさんが、一人でさっさと片づけてしまい、私たちに出番を与えてくれなかった…。恩師のお見舞いという心を込めておこなうべき大切な“イベント”なのだから、もっと時間をかけて、あーでもない・こーでもないと品物選びをしたかった…。時間のゆとりのある私たちに任せてくれたら、しっかりマスクをかけてデパート巡りも出来たのに…。ついでにお茶を飲んでお喋りもしたかったのに…。
 
 今度、何かの「イベント」があったときには、Rさんは何もせず、成り行きに任せてみては如何でしょうか? 仕事ではないので、結果の如何は問わず、たとえモタモタしようとも、望む人に出番が回ることも大切なことかもしれませんね。
 私も(Rさんのように事務処理能力に長けているわけではありませんが)「さっさと目的を実現したい」ところは似ていますので、きっと同じように不満を持たれていることもあるかもしれません。そのことに、初めて気がついて、ちょっとドキっとしています。
 今後は気をつけたいものです。

決め事を決めるのも、またひとつの「イベント」なんですね。
そんな風に感じました。

「あーでもない・こうでもない」と悩みながら相談をする「イベント」
合理的、効率的に決めてもらうのは助かるけども
早くできなくとも「出番」が彼女たちは欲しかったのかもしれませんね。

次回もし、全部任せてみたときに
Rさんがどんなお気持ちで「イベント」を見守ることになるか
体験してみましょうか
その時には、またお話きかせてくださいね。

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