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DTM音楽 (クラシック)

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【のまにまに DTM Orchestra】の クラシック
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2021年4月の記事一覧

『独創主題による変奏曲』
(英語: Variations on an Original
  Theme for orchestra)、
通称『エニグマ変奏曲』または『謎の変奏曲』
(英語: Enigma Variations)作品36は、
エドワード・エルガーが作曲した
管弦楽のための変奏曲である。

『エニグマ変奏曲』というタイトルは通称であり、
正式名を『独創主題による変奏曲』という。

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組曲『惑星』より 《火星》 (Mars)

のまにまに DTM Orchestra

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大管弦楽のための組曲『惑星』
(The Planets)作品32は、
イギリスの作曲家グスターヴ・ホルストの
作曲した代表的な管弦楽曲である。
この組曲は7つの楽章から成り、
それぞれにローマ神話に登場する
神々にも相当する惑星の名が
付けられている。
「木星」中間部の旋律は、
イギリスの愛国歌、
またイングランド国教会の
聖歌となっている。

ホルストの代表曲として、
ホルスト自身の名前以上に

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『亡き王女のためのパヴァーヌ』は、
フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが
1899年に作曲したピアノ曲、
および1910年にラヴェル自身が
編曲した管弦楽曲。

『逝ける王女のためのパヴァーヌ』や
『死せる王女のためのパヴァーヌ』
などとも訳される。

パヴァーヌとは、16世紀から
17世紀にかけて
ヨーロッパの宮廷で普及していた
舞踏のことである。

原題のinfante défunteは文字

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『カヴァレリア・ルスティカーナ』
(イタリア語: Cavalleria Rusticana)は、
イタリアの小説家、ジョヴァンニ・ヴェルガによる
小説(1880年出版)、
同人による戯曲(1884年初演)、
およびピエトロ・マスカーニが同戯曲に基づいて
作曲した1幕物のオペラ(1890年初演)。
題名は「田舎の騎士道」といった意味である。
今日、特にイタリア語圏以外では
最後のオペラ作品が有名とな

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『カルメン』(Carmen)は、
ジョルジュ・ビゼーが作曲した
フランス語によるオペラである。

オペラ『カルメン』は、
プロスペル・メリメの小説『カルメン』を
元にしたもので、
アンリ・メイヤックと
リュドヴィク・アレヴィが
リブレットを作った。
音楽(歌)の間を台詞でつないでいく
オペラ・コミック様式で書かれている。
全4幕。

近年では、音楽学者フリッツ・エーザーが
ビゼーのオリジナルであ

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『カルメン』(Carmen)は、
ジョルジュ・ビゼーが作曲した
フランス語によるオペラである。

1875年3月3日、
パリのオペラ=コミック座で
初演されたが不評であった。
しかしその後の客入りと
評判は決して悪くなく、
ビゼーのもとには『カルメン』のウィーン公演と、
そのために台詞をレチタティーヴォに改めた
グランド・オペラ版への改作が依頼された。
この契約を受けたビゼーだったが、
持病の慢性

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『カルメン』(Carmen)は、
ジョルジュ・ビゼーが作曲した
フランス語によるオペラである。

オペラ『カルメン』は、
プロスペル・メリメの小説『カルメン』を
元にしたもので、
アンリ・メイヤックと
リュドヴィク・アレヴィが
リブレットを作った。
音楽(歌)の間を台詞でつないでいく
オペラ・コミック様式で書かれている。
全4幕。

1875年3月3日、
パリのオペラ=コミック座で
初演されたが

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舞踊詩《ラ・ペリ》は、
ポール・デュカスが
1912年に完成させたバレエ音楽。
妖精のペリについてのペルシャ神話
(アレクサンドロス・ロマンス)を基に、
人間の不老不死への執着が
主題とされている。

ポール・デュカスは、
レオン・バクストの衣裳と
舞台装置によるバレエ《ラ・ペリ》のために
ダンス音楽を作曲するように
ロシア・バレエ団から依嘱され、
1911年に「1幕の舞踊詩」の
作曲に着手する

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『カレリア』組曲Op.11より
第3曲 行進曲風に(アラ・マルチャ)
 劇の第5景、16世紀の場面の音楽。
 2つの主題からなる行進曲。

『カレリア 』(Karelia)はフ
ィンランドの作曲家
ジャン・シベリウスの管弦楽作品。
当初は劇音楽として作曲された。
その後、1曲の序曲と8曲の組曲とし、
組曲はさらに3曲に絞られ、
現在にいたる。
1892年にアイノ・ヤルネフェルトと
結婚したシベリウ

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『威風堂々』
(英語: Pomp and Circumstance )
作品39は、イギリスの作曲家
エドワード・エルガーが作曲した
管弦楽のための行進曲集。
エルガーが完成させたのは5曲であるが、
21世紀初頭に未完の第6番が
補筆完成されて新たに加えられた。

エルガーが生前に作曲、
出版した5曲のうち、
第1番から第4番は1901年から
1907年にかけて作曲され、
第5番は晩年の1930

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