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2023年のベスト映画は、2024年さらに期待する作品だった。

さて、2023年も残すところあとわずか。
(といってすごくぎりぎり。すみません・・・。)
今年は自分史上本も沢山読んだし、映画館にも沢山通った1年でした。
読書も映画も、私にとって大切な趣味です。
「今年のベスト本」については既に先日書いた通りです。
2023年最後の日、「今年のベスト映画」のnoteで締めようと思います。


「キングダム 運命の炎」

本当に、こんなにも回を重ねる毎に成長し続ける映画が、これまであっただろうか。
2019年公開の「キングダム」から毎回劇場で鑑賞しているが、見るたび毎に前作のハードルを確実に超えてきているのを実感する。こんな映画シリーズは珍しい。

回を重ねる毎に成長し続ける映画〜「キングダム運命の炎」映画感想文(ネタバレなし)〜より

2019年のシリーズ1作目公開時から、ずっと劇場で見ている映画「キングダム」。
上記noteでも毎回書いていますが、回を追うごとにスケールが大きくなっていき、観る者をこれでもか!と圧倒するのです。
とりわけ、シリーズ3作目、2023年公開の「キングダム 運命の炎」は、ストーリーといい、アクションといい、映像といい、劇伴といい、スクリーンいっぱいにスタッフ・キャストの本気を感じる作品でした。
それだけにそのラストは、「え、ここから一番いいところなのに!!」という終わり方でした。
その声に応じるかのように、既に映画第4作目「キングダム 大将軍の帰還」の公開も既に決定しています。

今までになく、大将軍・王騎将軍が活躍するのは間違いないでしょう。
それがものすごく楽しみであり、今までのシリーズの最高記録を更新することを期待してやみません。
だって、実際にプロデューサーをして、こう言わしめるのですから。
どれだけ期待値を高く持っていただいても大丈夫だと保証します。


「沈黙の艦隊」

この「沈黙の艦隊」はIMAXで鑑賞すると、迫力溢れる潜水艦の戦いを追体験できる。
「トップガン マーヴェリック」は、4DXのための映画と言うなれば、
「沈黙の艦隊」はIMAXのための映画だろう。
これが、Amazonスタジオが初めて手掛けた邦画の映像体験か・・・。
それが主演かつプロデューサーの大沢さんが防衛省に交渉し、自衛隊の全面協力を得られたことで、一層の迫力を増していることは間違いなかった。

IMAXで観たい圧巻の映像体験・「沈黙の艦隊」映画感想文(ネタバレなし)より

30年前に発表され、国会でも論争の種となった漫画「沈黙の艦隊」。
そんな漫画が、核抑止力をテーマとした原作がついに2023年に映画化しました。それも防衛省・海上自衛隊の全面協力を得て、その映像はまさに圧巻。
奇しくも国際情勢不安も重なり、今まさにできるべくしてできた映画とも思えます。

30年前から愛されている、かわぐちかいじさんによる骨太な原作と、
映像化不可能を可能に変えてしまう、大沢たかおさんの熱意と、
防衛省・海上自衛隊の全面協力による迫力の映像と、
Amazonが手掛け、妥協を許さない制作陣の本気と。
これまた、「え、ここで終わってしまうの!」と思ってしまうような、続編を早く見たいとしか思えない終わり方でした。
そして、これまたその期待に応えるかのように、続編情報が。
なんと、Prime Videoによるドラマ化です。
映画特有の2時間枠に縛られず、高い映像クオリティを楽しむとしたら、最高の媒体かもしれませんね。

最後に

奇しくも私の2023年ベスト映画は、2024年に続編公開となる2作品でした。
どちらも製作陣の強い熱意が感じられる、邦画の歴史に残るような作品ではないかと、素人ながら思います。
2023年に大いに期待を高め、2024年に満を持して更なる大舞台へ。
心から、2024年が楽しみです。

さて、2024年、素晴らしい年でありますように。

#今年のベスト映画

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