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白糠町スタディツアー 極寒ぶり編['23 振返り]

2023年10月3日、現地スタディツアーを狂犬木下斉さんと周りました。

今回は、前回の狂犬ツアー@釧路で知り合い、えぞ財団などでも交流を深めてきた、株式会社イミューの黒田さんが新たな事業として釧路のお隣、白糠町で立ち上げられた「極寒鰤(ごっかんブリ)」の工場見学&試食会に参加。

新設の工場は白糠町庶路駅前です
見学準備

道民はブリって食べないんですよね、あまりその食習慣がない。でも、最近は回転寿司でもメニューに北海道産ではないですがブリも見られるので、少しずつその機会は増えていると思います。

丁寧に捌いて冷凍に回します。

ですがこの辺りの漁師さんにとっても、鮭漁の網に入ってくる厄介者のようで、ほとんどが利用されずにいるとのこと。
イミューでは厳選した大きさのブリを船上締めしてもらって極寒鰤として高値で仕入れているそうですが、手間もかかるし鮭の方が結果として道内流通を考えるとお金になるので、ブリに関わってくれる漁師さんは2軒。

本州や九州ではブリって一般的だけど、私も北海道にいる時は食べたことなかったなと振り返りました。時代が変わり、漁に変化が見られるけれどもまだそこまで対応できていないというのが実情でしょうか。

極上のブリしゃぶ!

試食会ではブリしゃぶを頂きましたが、めちゃくちゃ美味しかった!

みんなぶりしゃぶ待ちです

白糠町といえば「鍛高譚」が有名ですが、ぶりしゃぶに赤シソを振って食べたのめちゃくちゃ良かった。

赤紫蘇がうんまい!

この日は神奈川から来ていたシェフがレシピ開発もされていて、出していただいたのは、大分の「りゅうきゅう」をイメージした「づけ」

シェフ監修のぶりのヅケ

これがまた美味しかった!ふるさと納税でも頼めます!年末の駆け込みにいかがですか?(笑)
まさか、大分で食べた味が白糠で食べられるとは!

ブリの北上、ブランド化で産業化へ

食べ方を知らないだけで、きっと好きな人も多いはず。鰤が地元で流通するまでには時間がかかりそうだけど、道外にはブランド化していくと人気が出そうです。
このブリしゃぶは、私も白糠町のふるさと納税をその場で頼んじゃいました(笑)

試作のパッケージ。今はまた変わっているようです。

北海道でのブリの漁獲量は2021年に1万5500トンを超え、ブリ類の漁獲量の都道府県ランキングで北海道は全国1位、2位は長崎県、3位は千葉県という結果とのこと。(農林水産省の統計「海面漁業生産統計調査」令和2年漁業・養殖業生産統計)

これからますますブリに注目が集まりそうな中、すでに事業をスタートしているイミュー黒田さんは、道東のニュープレイヤーとなって牽引していってくれる一人!
また心強い仲間ができました!

スタディツアー後編もあります!後編は、日本初!ジオパワー学園についてです!ぜひこちらもお読みください!




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