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病気の9割は歩くだけで治る! について

昨日、書店で平置きされていた本書を購入しました。
めっちゃ、いい本でした。
この本の紹介と、『中之条の奇跡』とまで評される中之条研究について触れたいと思います。

結論1:この本は、絶対に読んだ方がいい!

結論2:歩くことは、認知症予防になる!


長尾和宏著「病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~」について

ウォーキングには、認知症予防効果がある

長尾和宏氏の著書『病気の9割は歩くだけで治る』では、歩くことの効用について述べられています。
長尾氏は、歩くことは健康に良いこと尽くめであり、歩くようになって病気が減れば、医療費や介護費も減ると述べています。

本書では、歩行が健康に与える影響を科学的に証明し、多くの病気が歩くことで改善することを解説しています。

蛇足

以下は、本書には記載がないのですが、渡辺の付け足しとして執筆します。

ハーバード大学の研究

ハーバード大学医学大学院の研究によると、週に2.5時間、つまり1日20分とちょっと歩くだけで、心疾患のリスクを30%低下できるという報告があります。

中之条研究

東京都健康長寿医療センター研究所の青栁幸利さんの「中之条研究」によると、認知症予防のためのウォーキングは1日5,000歩(うち速歩きなど中強度の活動時間が7.5分)程度から、効果があることが判明。

さらに中之条研究で明らかになったのは、病気の予防に有効なのは「1日の歩数が8000歩、そのうち中強度の運動が20分含まれること」ということ。
これまでの「健康のためには1日10,000歩、歩く必要がある」という定説をひっくり返す、世界的に有名な研究です。
ちなみに中強度の運動とは、速歩きや階段の昇降、健康習慣ウォーキングやポールウォーキングなど、「うっすら汗ばむ程度」の有酸素運動のことを指します。

中之条研究では、群馬県中之条町の65歳以上の全住民を対象に、日常の身体活動と病気予防の関係についての調査研究が2000年以降、今なお継続的に実施されています。

まとめ

千葉県養老渓谷にてウォーキング!

筆者が注目したのは、長尾和宏氏が「認知症予防効果があるのは二つだけ。そのひとつは歩くこと。正確にいうと計算しながら歩くこと」と述べていること。

健康習慣ウォーキングやポールウォーキングは、認知症予防にも効果があるということです。
「心身ともに、健康の維持増進にはウォーキングなんだな」
そう思いました。

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