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高知巡礼48 自由な発想が田舎を盛り上げる

 連続ドラマの効果か、高知県には多くの観光客がやってきた。食事処も水族館も植物園も大賑わいだ。
 この観光日記の第一弾に書いた「伊尾木洞」も駐車場を増設してもなお一杯な程の人入りで驚かされた。

そんな人で溢れるスポットを避けるように、僕も高知の新しい場所を開拓してきた。

以前、「モネの庭」で紹介した北川村である。この時期、モネの庭の花景色もとても魅力的なのだが今回は気になっていた場所へ。

まずは
北川村温泉

モネの庭からさらに山奥に入っていくとあった。

北川村温泉

綺麗な建物で雰囲気は良い。
レストランが外部への営業を中止していたのは残念だったが、かなりスタイリッシュな造りである。

しかも、この連休に関わらず人が全然いないという幸運!
周りに他のスポットがないので、なかなか足を運びにくいのかもしれない。

北川村といえば、ゆずの産地だがシャンプーなどは全部ゆずを使っていて香りがすごく良い。

ゆずのシャンプー

内湯も露天風呂もやや熱めだが、身体にしみる温泉だ。

内湯

さらに露天風呂はなんの成分か分からないが、ヌルヌル感があり肌に良い感じがすごく気に入った。
山の中なので、静かで風も心地よい。


十分温泉を堪能した後は、街にもどりすぐ隣の奈半利町へ。
時間ギリギリだがなんとかランチに間に合った。

ホテルなはり

このホテルなはりは、もともとマグロ漁船の従業員の宿舎だったそうで良質なマグロ料理が堪能できる。

マグロお遍路
マグロオブジェ

僕はお手軽なツナ丼を食べたが、トロなどのお寿司も美味しそうだった。

ツナ丼

温泉と食事で癒されたのだが、今回の旅の目的は実はこの2つではない。

真の目的地は、

ダチョウの楽園

これは偶然、モネの庭をGoogle マップで調べていたときに発見した。
高知の山奥にダチョウがいる。
すごく気になってしまうのは僕だけだろうか(笑)
なかなかこちら方面にくる機会がなく、見つけてから半年ほど経ってしまったがついに時は満ちたのである。

先ほどのホテルなはりから20分ほど、山道を上ると

ダチョウ

いきなり道沿いのお出迎え(笑)

動物公園みたいなのを想像していたので、かなり度肝を抜かれた。
しかも

ヤギ
エミュー
ダチョウ二羽

ダチョウだけでなく、エミューやヤギまで!

エミューはオーストラリアとかの鳥で、まさかこんな高知の山奥で出会えるとは。

ダチョウ達は人懐っこく、近寄るとかなり接近してくる。
写真を撮ったり、よく観察したりしたいが、何せ柵が紐しかなく意外と怖い。
自分よりも大きいし、太もももムチムチである。

がたいの良いダチョウ

いやしかし、よくここでダチョウやらエミューやらを飼おうと思ったものよ。
本当に簡易な柵で、近所の人は最初相当怖かっただろう。

説明もないので目的も種類も年齢も分からないが、とりあえず足を運んだ価値は十分にあった。(道から見るので当然無料)

途中で大阪のナンバーとすれ違ったけど、あの人たちもダチョウを見に山道を登ったのだろうか。

噂によると、オーナーがいると餌やりとかもできるらしいがこの日は不在で残念だった。
帰り道に数人とすれ違ったが、どれもダチョウのオーナーの雰囲気を醸し出していて分からなかった(笑)

高知でダチョウを飼う人と語り合ってみたいものである。

ダチョウの楽園


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