高知巡礼35 真の秘境に集いし民
秘境といえば、人のいない所。
高知県には、日本一人口が少ない村がある。
大川村
ここの存在を知ったのは一年前に遡る。
ゴールデンウイークに美味しい肉が食べられる祭りがあるから行こうと誘われた。
「謝肉祭」という名前で催されると聞き、その響きになんか開放感を感じ、長い道のりを運転する役をかってでた。
高知市から高速で北に向かい、大豊インターを降りてからさらに西に進み、やっと看板が現れる。
その看板からが、なかなか険しい山道で、かなり疲労しながら二時間近くかかってたどりついた。
途中には、村のえきがあり、祭りのせいか賑わいがあった。
食事もできるようで、地元の食材を使ったラーメンなどもあったが、これから肉を食べるので我慢。
お土産のオススメをきいたら鶏肉を使ったハンバーグを紹介されたので購入。
はちきん地鶏という、鶏肉が名産のようだ。
冷凍なので持ち帰りも大丈夫だし、帰って食べてみたら、鶏肉が入っている分ボリューミーで美味しかった。
役場を通過し、さらに山の上に向かって進むと会場の駐車場へ。
学校も発見し、保育園と教育委員会は同じ建物にあった。
大川村の総人口は350人程だが、最近は移住者がすごく増えているらしい。
子育て世帯も多く、学校関係はややキャパオーバーだと話を聞いた。
それにはもう一つ理由があって、小中学生を対象にした山村留学というのを実施している影響もある。
山村留学とは、子どもだけ一年契約で大川村の寮に住み、学校に通いつつ、休日は自然体験を行うというプログラムで、契約を延長して五年くらいいるベテランもいるそう。
確かにこれだけの環境があれば、子どもたちも良い経験がつめるなぁと思う。
定員もあり、けっこうこちらも満員だそうだ。
その自然体験施設から、さらにバスに乗って山を上ると会場があった。
ゴールデンウイークとはいえ、この秘境にこれだけの数が!っというほど盛況であった。
無料でトートバッグをもらい、早速バーベキュー会場へ。
量の割には値段が高いなと思いつつ、実際に焼いて食べてみたら、、
絶品!!
脂身が多く、正に溶けるような肉質だ。
後で知ったことだが、この肉は「幻の大川黒牛」と呼ばれ地元の人でもなかなか食べられないレア肉らしい。
それは美味しいわけだ。そんな肉を求めてここまで皆々来る理由が分かる。
美味しくて写真撮れずで観光の看板より。
実は、この大川村、これ以外にもけっこうイベントがある。
例えば、先ほどでてきた「はちきん地鶏」の食べ放題イベントや、冬は雪が降るほど寒いので「ワカサギ釣り」なんかもやっている。
高知でワカサギ釣りが出来るってすごい。
ただ、問題は凍結している道を来れるのかっていうところだけど。。
他にもいくつか観光ガイドがあったので転写
この四叉路は、何かの記事でみたことがあった。どこ行けばいいの~?ってやつで珍しい。
地域おこし協力隊も9人くらいいるらしく、若い世代の移住者が多いそうだ。
人里離れて、美味しい水と空気があって、イベントも活気づいていたら確かに田舎暮らしにはもってこいだなと思う。
人口に反して、仕事はたくさんあるそうなので移住者はわりと歓迎されているそうだ。
都会に飽きて真の秘境を求めている方は是非こちらをオススメする。
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