高知巡礼43 難易度MAXの名産
各地を旅していると、「ああ、この季節じゃなかったな~」と感じるスポットを訪れたことはないだろうか。
つい最近、冬の川を訪れて、人もいなくて物悲しかったという旅エッセイをみて、同じような人がいるものだと少し嬉しく思った。
調べてから行けよって言われると返す言葉もないが、旅って気の向くままにフラフラすることも醍醐味だからしょうがない。
そんな話で思い出したのが、季節の条件プラスそれでも見られないかもしれないスポットだ。
場所は高知県の西部に位置し、魚がおいしい宿毛市(すくも)にある
だるま夕日
その名の通り、海岸線との接地点で夕日の丸が2つ重なり、だるまのように見られる現象だ。
見られる場所はいくつかあるのかもしれないが、《道の駅すくも》というところには看板があって、「だるま夕日が今日はみられます」みたいな掲示がされている。
近くに住んでいたこともあり、何度かそこで見てみようと思いチャレンジしたが。。
まず、時間帯が難しい。
夕日と海岸線がぶつかるときにその場にいないといけないので狙っていかないといけないが、早すぎても遅すぎてもダメなのでピンポイントさが求められる。
あと、冬の近くの11月~2月の間でないとダメらしい。
次に、天気。
今日はいけそうだ!と思ったら雲があって隠れてしまうこともあった。
最後に写真の技術。
何回か訪れて、毎回三脚とゴツいカメラで待機している人がいたが、それくらいの熱意が必要かもしれない。
これはいけるぞと思い、撮ってみたがなかなか上手く撮れず、試行錯誤しているうちに無情にも沈んでしまうのだ。
本当は、バッチリ撮れている写真があれば良さをお伝えできるが残念ながら僕の腕ではダメだった。
検索して調べてもらうか、後は高知の美術館などで写真展示しているところもある。
ちなみに偶然撮れた不思議な夕日が
なんかもう少し上手くやれば撮れたのかもなぁと思うと残念だ。
まだ半年近くあるが、いつかリベンジしたいと思っている。
なお、東側の室戸の方では
「だるま朝日」なるものもあるそうだ。
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