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夢か現かたしかめるのに頬をつねったら痛かった、でも夢だった

タイトルの通りの日記です。この頃疲れているのか、朝なかなか起きられません。
でも朝というものは容赦なくやってきて、目覚ましが鳴ります。まだ寝ていたい気持ちと、起きなきゃという気持ちの葛藤が始まります。あと5分寝かせて……いやでもやっぱり起きなきゃ。

嫌々ながら掛け布団を自分の身からはがします。次に眼鏡をかけて、部屋のドアを開けて。洗面所に向かって行く……

…………アレ?

気が付くと、なぜか身体は布団の間に挟まったままでした。いま私起きたよね?そう思いながらも気を取り直して、もう一度掛け布団を押し上げ、眼鏡をかけて、歩いて洗面所に……

…………行ってない。またもや身体は横たわったまま。

さすがに3回目となると私も学習します。
布団から這い出る、眼鏡を装着する。この段階で確かめればよかったんです。

みんながやってるアレ。自分の頬をつねる。
しっかり痛い。よし、ちゃんと起きてるな。
今度は大丈夫だと確信をもってドアを開け、洗面所に行きました。

でもやっぱり行ってませんでした。なんでなの???

あと2回くらい、これを繰り返してようやく本当に起きられました。朝からちょっとしたホラーでした。すごく疲れた…。
今後、夢か現実か確かめるために頬をつねる演出が出てきても、私は素直に信じません。
「いや、信じるにはまだ早いで」と心の中でツッコミを入れようと思います。

母にこの話をしたところ、母も経験があると言っていました。
「あなたが高校生の頃、あなたのお弁当を作るために早起きして、お弁当を作ったと思ったら全部夢やってん。たしかに作ったはずのお弁当がどこにもないねん。一から作り直しよ。あれはショックやったわぁ。」
ちょっと申し訳ない気分になりました。母よ、ごめんね。ありがとね。


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