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さようなら30代よろしくね40代

先日、40歳の誕生日を迎えた。
家族や友人、フォロワーさん達からも祝ってもらえて、ものすごく幸せな40代の幕開けだ。

紆余曲折あって手にした今の人間関係。
疎遠になっていた兄弟や友人とも、誕生日をきっかけに連絡が復活する。

ふと、もう二度と連絡を取らないであろうかつての友人たちのことを思う。
決定的な何かがあったわけではないが、いつの間にか連絡を取らなくなった彼ら。
誘っても何だか気まずいような、気恥しいような空気になりそうだし、そもそも連絡がつくかもわからない。

それでも私にとっては彼らのことを死ぬまで大切に思うだろう。

中には決定的に仲違いをした人もいる。
昔ならそんな人たちに対して恨みつらみを抱き続けていただろうが、なぜだか「私の知らないところで、幸せに生きててくれよな」と穏やかな気持ちになる。

そう、昔ならこんな気持ちは抱かなかった。
というより、恨みつらみを持つ時間と体力がもったいなくなった。

正直、自分の始めた事業と愛する夫と子どものこと、そして私のことを大切に思ってくれる人たちとのことで自分の人生は満たされている。

仲違いした人や自分に意地悪な人に時間も心も割く余裕がない。

思えば、人間関係に苦しんでいた時は「自分を嫌っている人、自分を大切にしてくれない人」の数ばかり数えていた。
そして「私は愛されない」と嘆き、絶望していた。

今はどうだ。
「自分を好きでいてくれる人、自分を大切にしてくれる人」を数える時間がはるかに増えた。

そんな心の余裕からか、自分を大切にしてくれない人に対しても「私の知らんところで元気でな!」と思える。
昔なら「うんこもらせ」くらいには考えていたと思う。
ものすごい進歩だ。

これが歳を重ねることなのかと、まだまだ40代のひよっこは考える。

疎遠になった友達とも、生きてる間にまたいつか会えたらいいな。

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