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なぜ節税になるの?医師が最低限知っておきたい税金の仕組み

高い税金をどうにかしたいと「節税 医師」と検索した事はありませんか?

ネットにはたくさんの税金に関する情報があるけれど、記事を読んでいると似たような用語や漢字が並び、計算式もたくさん・・・「あれ?なんだっけ?」となり途中で読む事をやめたことないですか?

なんで「税金」に関する記事ってあんなに堅苦しくなっちゃうんでしょうね。

年収の高い医師にとって特に「節税」は生活を豊かにするための手段のひとつとして欠かせないものだと思います。

しかし、節税するにも多少の知識は必要であり、この記事では最低限知っておきたい税金(所得税)の仕組みについてお伝えします。

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所得税の仕組みを理解しよう STEP1

上の図は所得税が決まるまでの流れを図にしたものです。

このように「年収」を元に色々な計算をして「所得税」が最終的に決まっていきます。

なので当然年収が多ければそれに伴い所得税も高くなるのです。

ちなみに「年収」は給料日に自分がもらう手取りではなく給料から天引きされている社会保険料や税金などすべて含めた金額のことです。

よくアンケートなどにある年収を書く欄はこれを書くのが一般的です。

所得税の仕組みを理解しよう STEP2

次に最低限覚えておいた方が良い用語を踏まえて説明していきます。

「課税所得」と「所得控除」の2つだけです。

この2つは節税を考える上で重要な用語でむしろこれだけ覚えておけばかなり大丈夫な気がします。

図のように所得税は最終的に「課税所得」の金額に応じて税率をかけて決めていきます。

税率は以下の通りです。参照:国税庁HP

医師の平均年収1,000~1,500万円の税率は33%になります。

ちなみに表をみると課税所得が高ければ高いほど税率も高くなります。

「要するに年収が高ければより高い税率で計算する仕組みです」

例えば、「課税所得」が1,000万円だった場合…
☞所得税の計算
(1,000万円×0.33)-1,536,000円=1,764,000円が所得税になります。
※厳密には復興特別所得税などあるので多少の誤差はあります。

以上このような過程を経て所得税が決まっていきます。

「あれ?図のグリーンのところは?」と思ったかもしれませんが今回は最低限知ってほしい所得税の仕組みについてお伝えしたかったので割愛しました。

気になる方は「給与所得控除」を調べてみてください。

「節税」って何?控除をいかに増やすかです

2つの図を見比べてください。

所得税は「課税所得」で決まるので図のパターン②ように「所得控除」を増やせば同じ税率をかけることになっても所得税を安くする事ができるという事です!!!!

☝この「所得控除」をいかに増して「課税所得」を下げるか=「節税」という事です

節税の仕組みは分かったけど所得控除はどうやって増やしたらいいの?

「所得控除」は14種類あって、自助努力によって節税に効果的なものは

  • 医療費控除

  • 小規模企業共済掛金控除(iDecoなど)

  • 生命保険料控除

  • 地震保険料控除

  • 寄付金控除(ふるさと納税) ※オススメNo.1

あたりを活用する事だと思います。
節税に必須な「所得控除」については今後、別記事で詳しく説明していきたいと思います。

まとめ

以上が最低限知っておきたい税金(所得税)の仕組みになります。

  • 所得税は年収を元に色々な計算をして決まっている。

  • ✓年収が高ければ高いほど所得税を出すための税率が高くなり、医師の平均年収を考えると税率は33%と高い。

  • ✓「節税」はいかに所得控除を増やすかである。


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