テート美術館展 光 ―ターナー、印象派から現代へ:1 /国立新美術館
イギリスの国立美術館・テートの所蔵品による、「光」をキーワードとした世界巡回展の東京展である。
出品作品は古くは1776年から、新しいところでは2014年までと幅が広い。
年代順におおむね逆らわない構成をとりながら、どの展示室においても現代アートの大作やインスタレーションがかならず配置されるという、やや変則的な展示手法がとられていた。
たとえば最初の展示室。
壁には、イギリスが生んだ偉大な風景画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの作品をはじめとする18~1