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長男の進路、その後

いよいよ来週、
長男がElementaryを卒業する。

私たちが住むエリアでは、
1年生から8年生までが同じ校舎で
Elementary Schoolとして学んでいる。

7年生と8年生が中学生的な扱いで
昼休みにランチを買いに行けるようになったり
学校の行事を仕切ったりしている。

今の学校で7年生と8年生を過ごした長男は
ついに来週、卒業式を迎える。

卒業式に着るスーツ、
慌てて買いに行こうかと思ったけれど
なんとダディのスーツが着れることが判明。
大きくなったもんだ。

本人は黒のスーツがいいと今もまだ言っているけれど
これからまだ背も伸びて欲しいし体格も大きくなって欲しい。
なので今買うのは…断念してもらうことに。

次男が2年後に長男の背格好まで成長するイメージも湧かないし。


晴れて夏休み明けから高校生になる長男。
このエリアではSecondary Schoolというのだけど。

受験なくそのままストレートに入れる地元の高校か
受験が必要なアスリートを集めた高校か。

ずいぶんと進路に悩みながらも
受験することを決めて、
自身の小論文と、親の小論文、
そしてコーチと先生からの推薦書を添えて
願書を提出したのが去年の秋。

合格発表は1月中にとのことだったのだけど、
なんと結果は補欠止まり…
あの時の落ち込んだ声、、、
今思い出すだけでも胸が痛い。

そしてこの補欠という状況は、
新学期が始まる直前まで有効で
それまで気持ちはずっと宙ぶらりん。。。

なんというシステムなんだ。
生き地獄のようじゃないか…

と思いながらもプランBの手続きを始めていた。

が、2月の下旬に高校から繰り上げ合格のお知らせが!
なんと!!なんとういうこと!!
もう家族だけでなく先生、コーチや仲間たちも
みんなで喜んでくれた。

ということで晴れて行きたかった
アスリートを集めた高校への入学が待っています。

学校の説明会の時
校長先生のお話の中で

子どもたちがアスリートとして活躍するのは
長い人生の中で限られた期間だけです。
アスリートとしての活躍を終えたあとや
競技の結果で悩んでいる彼らの支えとなるものは
知識です。アカデミックな部分です。
私たちは学業をおろそかにはさせません。
子どもたちが諦めることなく学業にもスポーツにも
集中できる環境を私たちは用意しています。
どうぞ安心して子どもたちを預けてください。
あなたが諦めないかぎり
私たちはサポートし続けます。

というメッセージがあって、
とても胸を打たれた。

日本のスポーツ特進校のように
スポーツができれば勉強は…のようなことはなく
学校は学業の場。それがベースで、
スポーツを理由に落ちこぼれさせません。
という意気込みがとても伝わってきて心強い。

そもそもこの高校の創立者は
陸上競技のオリンピアン。
今は代議士をやっている方。

競技に打ち込むあまりにおろそかになってしまいがちな
学業の部分をサポートしていく高校があってもいいよね、
という発案で創立された高校。

授業のシステムは実際に入学してから書くとして。

学業がメインというわけだけど
学校にはもちろん競技環境も整っていて。
4階建ての校舎の各フロアには設備の整ったトレーニングルームが。

バスケのフルコート2つがとれる体育館が2つと、
フルコート1つ分の体育館が3つ。

外には陸上競技用のトラックと、アメフト用フィールド、
それにサッカーフィールドが2面。

プールやアイスリンクは隣接している
地域のスポーツ施設のものを使う様。

入学してくる学生は各々クラブチームに入っている子が大半だが
学校内の部活動も盛んなようで
トライアウトを経て学校のチームに入って活躍することもできる。

長男の自転車競技には部活はなさそうだけれど、
4年間の学生生活の中で違うスポーツにも打ち込めそうだし
自分の競技生活も続けながら学業にも力を注げる。

そんな素晴らしい環境で
これからの長男の高校生活が明るい楽しいものになるよう
ママは心の底から願っているよ。




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