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オットーという男みました 2024/10/09 日記

・とてもハートフルな映画でした。

・マリソルとオットーの夫婦漫才感。素敵。マリソル大好き。最強の愛嬌持ち。

・オットーが何回も何回も自殺未遂をする気持ち、痛いほどよく分かるなあと思いながら見てた。辛かった。

・子供が流産してしまったところもすごく辛かった。産まれてくると期待して日々過ごしていて、ずっと頑張っていて、幸せなはずの旅行で事故に遭って。どこに怒りをぶつけても子供は帰ってこない虚しさが大き過ぎた。若き日のオットーとソーニャを演じている2人の演技が美しかった。

・ソーニャ、ルーベン、マルコムなど色々な登場人物がいるが、全ての人が暖かくて、それぞれのオットーとのエピソードが、観ている人の心を暖めてくれる良いエピソードだった。

・オットーが後半になるにつれて段々と温かみのある人になってきて、極め付けはエンドロールでのオットーとマリソル一家の交流を写した写真の数々。お出かけを沢山して、マリソル一家と豊かな時間を過ごしているオットーはとても幸せそうに見えたし、救われてよかったなあと心から思った。

・人との繋がりは人生を大きく変えてくれる。マリソルみたいに積極的で根っからの良い人に出会えたら幸運。中々そうは行かないと思いながらも、そんな人に出会えたらいいなと心から願ってしまう。オットーが幸せになれてなにより。

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