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いざ契約へ!④〜実際どうなの番外編〜

土地建物の売買契約を乗り越え、晴れて極小ながら我が城を持つことができました!(感激。。)

契約の一般的な流れは、前回の記事までにざっくりとまとめたのでもし良ければのぞいてみて下さい。

今回は、個人的に質問を受けることや、実際経験してみて分かったことなどざっくばらんに書いてみることにします。ひとまずは以下のテーマについて。

・不動産屋の特徴別選び方
・お金のこと~諸経費編(火災保険、登記手続きなど)

・不動産屋の特徴別選び方

物件探しでまずぶち当たるのが、不動産屋の良し悪し。

a)物件ありきで、色々な不動産屋に行く

b)不動産屋ありきで物件を探す

この2パターンあると思いますが、私たちはその両方やりました。

自分たちで、不動産検索サイトをパトロールし、良さそうな物件があったらその物件を管理している不動産屋に連絡、内覧する場合は、現地集合現地解散。基本的には、その物件以外の物件の紹介は受けませんでした。

一方で、職業柄、いわゆる大手や有名な不動産屋だけでなく、独自の視点を持って不動産業をしている事業者がいることも知っており、日頃から何となく注視していました。

例えば、私たちがお世話になったところでは、

株式会社タウンキッチン

シェアキッチン、シェアオフィスなどインキュベーション施設の運営者として地域活性に取り組む活動をメインに、未活用の空き物件や土地など不動産の利活用、マンションや商店街のコミュニティを企画などしている会社です。以前入居していたシェアオフィスの運営者で、同じ場所で働き、イベントから飲み会までw代表の北池さん始めスタッフの皆さんには大変お世話になりました。当初、地域をかなり絞っていたこともあり、そのエリアに詳しく、その利活用などの事例や繋がりも多いので、具体的な物件内覧だけでなく、私たちの考えていることなどをざっくばらんに相談、叱咤激励頂きましたw

創造系不動産

元々建築設計をされていた代表の高橋さんが、建築設計の現場と不動産業界の近いのに遠い、その隔たりを繋ぐべく、建築と不動産の間を追求するコンサルタント活動をメインにされています。まさに私たちのように建築設計者の不動産やお金に対する無知に対して、その仕組みや意識の持ち方など丁寧にレクチャーして下さったり、同社のオフィスの1Fにある喫茶ランドリーなども事例として参考にさせてもらいました。

東京R不動産

比較的有名なので目にする機会も多いかもなサイト。ここも、元々建築学科出身の方達が立ち上げた、いわゆる不動産業界で絶対とされている価値に疑問を投げかけ、物件探しの多様性や新しい視点を提供する先駆者的な存在。具体的にお世話になったというよりは、面白い視点に気がつかせてくれるようなイメージ。賃貸物件も多いので、見てるだけであれこれ妄想が楽しい。実際、友人はこのサイトから素敵なマンションを購入していたので、購入の際も参考にしてほしいサイトです。

a)の方法だと、物件数が圧倒的に多い一般的な不動産屋さんに当たることが多く、b)の方法だと、前述したような特徴的な不動産屋に相談する、という形でした。

これら、a)b)の両方を経験してみて双方のメリットデメリットを感じたままに書きます。あくまで個人的かつ今回の体験だけの感想なので悪しからず。

a)一般的な不動産屋:大手不動産、地元の老舗不動産屋など

<メリット>

:物件情報が多い

:会社としての経験値があり、関係各所へのネットワークが構築されている

:銀行などへの繋がりが強い

<デメリット>

:不動産業界の一般的な価値感でしか提案してくれない(駅近とか築浅とか性能とかそういうの)

:担当者の当たり外れがある

:ビジネスライク

b)ユニーク系不動産屋

<メリット>

:ユニークな視点があり思いがけない物件に出会える可能性がある

:新しい使い方や暮らし方を提案、もしくは一緒に考えてくれる

:ビジネスライクではなく、人との繋がりやアイディアが誘発される

<デメリット>

:物件情報は少なめ

:銀行やその他関係各所への繋がりが弱め

:契約ごとのスピード感が鈍め

結果として、私たちの場合、a)に当たる某大手不動産屋(M井のリハウス)で契約するに至りました。使い方や視点はある程度固まっていたので、それにハマる情報だけが欲しかったんだと振り返ると思います。ただ、それに気がつくまでの過程はとても大切なものでした。

それぞれの状況によって、メリットをうまく享受できる不動産屋を選ぶことが物件探しのキーポイントになると思います。

また長くなったので、続く。

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