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偏差値と社会での活躍は比例しない 筆記試験重視、学歴社会の弊害とは


【予告・どやさどやさ、激アツ工場研修編、近日中に配信予定】


「でも、悪いのは自分やろ?」

「どうせ次も辞めるんやろ?」

「国家公務員も辞めて、任意団体も辞めて、どこが続くん?」

2020年1月初旬。
取引先のみなさんに退職を伝えたとき、大半は批判的な意見だった。

50代前後の男性からは叱咤が多い、それも優しさかもしれないが…

部活動、職場、何かしらの組織をやめた経験がある人は経験する。

「辞めることを伝える瞬間」

大事な時に自分のところにボールが飛んできてほしくないと願うスポーツ選手とは少し違う。

あのドキドキや緊張、気まずさと言ったら…


円滑に辞めることを受け入れてもらえる可能性は高くはなく、慰留されたり、逆切れされたり面倒事も多い。

そんな人々の思いを察してか、「退職代行」ビジネスも流行り始めた。

辞めるは恥だが役に立つ
わたしNEXT[女性の退職代行]
退職代行SARABA

俊逸なネーミングが光り

マジであるのだ!!!(笑)

個人的にSARABAはネーミングが好きだ。


こんな本もある。


そんな大退職時代。


<他責ではなく自責、だから分析>


「辞める側にも問題がある」
「忍耐力がない」と言われることがある。

私は小学校から大学まで所属した合計4つの部活動(野球・テニス)で、途中でやめたことは一つもない。

ただ、社会人になってからはわずか4年で2つの職場を辞めているのだから、これは驚異的なハイペースだ。

このペースならハットトリックも…


だめだ、狙ってはいけない…

無理だ~書ききれないよ~スペースが~

履歴書がもう悲鳴を上げている。


私のキャリアの上で、国家公務員と経営者団体の退職は、どちらも10年先を見据えた建設的な退職(転職)だったと自己正当化している。

「他人から見ればもったいない退職でも、本人の私からすれば、この職場の本質を見れば、遠くない未来に取り返しのつかない事態になることが予見できた」のだ。

現に、国家公務員の同僚は、

今日も霞が関で酷使され、終電帰りも多々あるらしい。

今働いている下町のなにわ企業で終電帰りの人は少ないように思える。

「国家公務員」よりホワイトで、社員さんも面白い人が多い。


しかし、それでも多くの人には納得してもらえない。

せっかく入ったのに国家公務員をやめた「うつけ者」と思われることもある。


だから、今回は自責で捉えてみようと思う。

「また辞めるんかよ!どーせ次もすぐやめるやろ」的な感情論ではなく…

ただ、無意識に自分を責めるのではなく…

なぜこうなったのかを分析する。

これは私だけでなく、多くの人にも当てはまる例かもしれない。


このブログでも、毎度長文を書いているが、私は分析が好きだ。

三度の飯より好きな分析をすると、ある結論が出た。

「筆記試験特化型の人間は、社会に出れば詰む可能性が高い」ということだ。


正直、やはり、という感想だ。

文部科学省は、詰め込み教育を敬遠しゆとり教育を導入したわけだが、ゆとり教育とはいえ、筆記試験の「点数」で評価されることには変わりはない。


数年ごとに繰り返される試験という名の「受験戦争」


無慈悲な点数争いの中で、こどもたちは正確や心の豊かさとは関係なく「机の上」で評価されてきた。


<筆記試験特化型の人間の特徴をあげてみる>


・指示待ちの傾向が強く、マニュアル人間。
教科書に書いてないことが苦手であり、マニュアルがあるとほっと安心する。

「おお、マニュアルやあ!」

余談だが、人気アニメ・MAJORでゴローが入部した「海堂学園高等学校」 ここでは、「マニュアル野球」が実践されていた。

続編のMAJOR2ndではゴローの息子がハーレム状態になっている。


・与えられた指示はそつなくこなすが、応用力がない。

8の指示を受ければ、8の結果をだす。
しかし、1しか指示を受けなければ、そこから8の結果を出すことは難しい。

RPGゲームをプレイする際には、FFやドラクエは随所で攻略本を見てしまう。ポケットモンスターのストーリーは易しいので攻略本不要


・自分の偏差値にある程度のプライドを持っている

偏差値が高い人は、自分がそれだけ「勉強」に時間を投資してきたと思っている。プロスポーツ選手が、専門スポーツに自信を持つように、出身大学を誇りを持つ。

しかし社会に出ると、出身校の偏差値は関係がない。
だから学生時代に「Fランクだ」と嘲っていた出身校の同級生が先輩になると、モヤモヤした気持ちを抱えてしまう。(実体験)

俺は彼らより数倍の努力をしてきたのに、なぜだ?という考えが浮かんでしまうのだ。

筆記試験が得意なことで、自分は優秀なのではないか、と思ってしまう。
これが本当にまずい。

あくまでも筆記試験は、「ステータスのひとつ」にすぎない。

学生時代は、筆記試験が評価の基準の柱だっただけだ。


・基本的には素直で、騙されやすい

学校教育では、先生など目上の立場の人の意見はほぼ絶対だった。
長年の学生時代を経て、私たちは年長者の意見が正しい(もしくは正しくなくとも従っておいたほうがよい)ということを忖度するようになった。

そして、自分で考える力がなくなってきた。

少なくとも、「自分で考える力」は、既存の公立学校の教育ではあまり育たない気がする。(学校・先生によって差はあるが)



そして、このことが…

筆記試験型の学生が、社会に出て「詰む」大きな原因なのだ。


ここまで育ててくれた両親にはもちろん感謝しているが、我が家は「筆記試験重視型」の教育だったように感じる。

両親が私に「勉強をしておけば選択肢を多く選べる」と言ってくれたからこそ、おれはそこそこの学歴と国家公務員という地位を得た。


しかし、公務員は私の性には合わなかった。


筆記試験が評価の基準の柱だった学生時代から、

人間力と資本がモノをいう資本主義社会に放り込まれる。これが現代日本の大問題なのだ。


すると、どうなるか?


貴重な時間を使って読んでいただき、誠にありがとうございました!

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【筆者・喜多の自己紹介】あらゆるジャンルの記事を書くブロガー・小説家。国家公務員、経営者団体を経て、現在は営業マン。座右の銘は「人生は喜劇!喜怒哀楽全てエンタメに昇華!」

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