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災害時などで活用できる水素電源事業への挑戦【阪神機器×プロダクトデザイン】

 2023/6/30のデザイン経営セミナーにご登壇いただく2023年度参加企業特集第2段は阪神機器株式会社さんです!

通りがかりの方がつい足を止めてしまう水素燃料発電装置

 同社は産業向け電気機器の製造、板金塗装、機械加工を手掛けていますが、新事業として水素燃料電池の発電システムの商品化を目指し、実証実験を行っています。試作段階で浮かび上がった課題の一つが「市場に受け入れらやすいデザインにすること」でした。

現行のHydro eLife。蒸し暑い日でしたが、水素だけで動く送風機はパワフルでした。

 そこで、社員をメンバーにプロダクトデザインのワークショップを2回開催しました。ワークショップでは、水素のある未来社会をイメージしたうえでメンバーがアイデアを出し合い、思いのほかさまざまな現実性のあるアイデアが出されたとのこと。個人でそしてチームでアイデアを練り上げた結果、農業と連携しビニールハウスで電力・熱供給を行うといった案や、子どもたちに水素社会の大切さを浸透させるべく学校を移動しどこでも電気を供給できるようにするという案も出されました。

ワークショップ実施の様子

 ワークショップでの議論をたたき台に24年度中には仕様を確定し、コンセプトモデルをつくります25年度には大阪・関西万博で発電の実証実験を行うことを想定しています。そして、28年度には地域や学校に浸透し、水素インフラ社会が出来上がっているであろう2033年で一気に普及させることを目標に掲げています。

 営業担当の小池さんから「休む間もなくあちこち本当にパワフルに飛び回られています」と黄さんのご活躍をお聞かせいただきました。
 ぜひ現地にて聴講いただき黄さんと意見交換していただければ幸いです。

○6月30日:キックオフセミナーの参加申込は下記から。

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