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金属加工技術を活用した新事業への挑戦【ジェイテック×プロダクトデザイン】

 産業用ロボット向けの部品、編み機の部品など数十㎏、数百kgある大型金属部品の製造を行っています。保有しているマシニングセンター(工作機械)を使って試しに金属彫刻に挑戦してみたところきれいに加工ができたので「この仕上がりであれば欲しい人がいるのでは」と様々な製品を作ってみました。ところが事業化のハードルは高く、販路開拓に向けたヒントを探るべくミライ経営塾に参加しました。

大型の器械と広い設備で航空部品を製造するジェイテック

 マシニングセンターを使った彫刻は、画像さえあればできること、耐久性が高いこと、精密な彫刻が可能であることという強みがある一方、大量生産には向いていない、人の顔など線が少ない絵は苦手という欠点もあります。そこで小林氏からアドバイスをもらい、彫刻した金属板の上に紙を置いて鉛筆でこすると絵が浮かび上がるフロッタージュでの事業化を決めました。

金属加工ならではの凹凸と繊細さ

 実際に京都御所では12カ所を巡ってそこで集めた浮き出し絵を組み合わせると1枚の桜の絵が出来上がるというスタンプラリーに使われていたとのこと。「今後は神戸芸術工科大学の学生にもヒアリングしどのような活用法があるか可能性を考えていきたい」と話しています。

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