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【書評・体験談】メモの魔力の自己分析1000問をやってみた

前田裕二さんが書かれた大ヒット本、メモの魔力。

この本から学べる重要点は、「メモを知的生産ツールとして活用する方法」「ぶれない自分の軸の見つけ方」です。

【メモを知的生産ツールとして活用する方法】

①具体的な事実→②抽象化→③転用(どんな行動につながるか考える)が基本です。これを日々繰り返すことで、思い浮かんだアイデアを忘れ去ることなく、活用することができます。

【ぶれない自分の軸の見つけ方】

掲載されている自己分析1000問が役に立ちます。なかなか実行できていない方もいると思うので、私がやってみた感想を下記にまとめました。少しでも参考になれば幸いです。

【所要時間】

私の場合は8時間くらいでした。(細かいことは気にせず、かなり急いでやってみました。1問1分で解くと約17時間かかるので、ご自身のライフスタイルに合わせた時間配分を考えたほうが良いです。)

【方法】

幼少期、小学校、中学校、高校、大学、社会人、現在の計7個(ジャンルによっては未来も含めて8個)の時系列ごとに、好きだったことなどの問いに対する事実を挙げ、さらに抽象化、転用していきます。

【率直な感想】

非常にハード。複数日に渡ってまとまった時間を確保する必要があります。

【面白かった点】

①幼少期から今までの自分の価値観の変化に気づけた。

②幼少期から今までずっと変わらない価値観もあることに気づけた。

③異なる問いに対する答えでも共通点が多々あり、価値観が確固たるものに近づいた。

【苦労した点】

①途中で投げ出したくなり、何度も自分を鼓舞する必要があった。(それゆえに達成感は大きいが、1000問答えることが本来の目的ではない点に注意)

②転用がなかなか思いつかないことがあった。

③回答が重複する場合がある(前述の通り、これはこれで大事)ため、飽きない工夫が必要だった。

【おすすめ】

・まずは気楽にやってみる。

・1000問やりきることにこだわりすぎない。

・重複する部分、転用が難しい部分は思い切って後回しにする。

あくまでも私の見解ですが、「何か一つでも新しい発見があればOK」くらいの感覚で気軽に進めてみると良いと思います。もちろん、じっくりやってみたい方はそのように進めていけば良いです。私はかなり急いで実施してしまったので、今後さらに深めていきたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。




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